マーチャンダイザーとバイヤーの違い

マーチャンダイザーとバイヤー

 

マーチャンダイザーとバイヤーというのは、業務内容に関して、被っている部分もあれば、全く違う部分もあります。

 

まず、両者とも商品を仕入れるということについては一緒です。マーケットやトレンドを分析して仕入れの計画を立て、発注管理まで実行するというのは、バイヤー、マーチャンダイザー、共通の仕事です。

 

ただし、どこまで深く関わるかという点で、バイヤーとマーチャンダイザーでは違いが出てきます。バイヤーは仕入れの専門家なので、仕入れ活動の幅が広くなります。取り扱う商品も多くなります。

 

一方、マーチャンダイザーは仕入れ後の販売・マーケティングにも責任を持つことになります。商品を売り切るまでが責任範囲ということですね。

 

もちろん、バイヤーも売れる商品を仕入れてナンボの仕事なので、そういった意味では、売ることにも責任を持つことになるのですが、マーチャンダイザーと違い、販促活動に関わることはありません。

 

マーケティング活動も行うのがマーチャンダイザー、仕入れだけに特化しているのがバイヤーと言うことですね。

 

そのため、バイヤーとマーチャンダイザーでは、要求されるスキル・知識が違ってきます。マーチャンダイザーは仕入れに関する知識に加えて、販促・マーケティングに関するスキルに精通していなければいけないため、その分、バイヤーよりもカバーしなければいけないことが多くなります。

 

一方、バイヤーはマーチャンダイザーよりも、必要となる知識の範囲は狭くなりますが、それだけに、仕入れに関しては、より深いレベルの知識を身につけていることが要求されます。

 

MDとバイヤーは親和性の高い職業

ここまで読んで頂ければ、この2つの職業はよく似ていることがお分かりになると思います。小さな会社だと、MDとバイヤーの区別がないところもありますし、大手でも兼任するケースがあります。

 

そのため、この2つの職種間であれば、転職も容易なので、どちらのポジションでも勤まるようにスキルを磨くことを目指すというのもアリです。

 

マーチャンダイザー、バイヤーが身につけておきたい計数感覚

最後に、MD、バイヤー、どちらであれ、その仕事に就きたいのであれば、身につけておくべき知識が計数感覚=物事を数字で捉える力です。仕入れ、販売、マーケティングの予測・計画を立てるには、数字が欠かせません。

 

どんぶり勘定では通用しない世界なので、数字が苦手な人だと、 マーチャンダイザー、バイヤーという仕事をこなすのは厳しいです。

 

数字といっても、難しいことをする必要はありません。足し算・引き算・かけ算・割り算が出来れば、スキルとしては十分です。重要なのは、日頃の仕事を数字に置き換えて考える思考回路を身につけることです。

 

たとえば、仕入れる服を決めるときに、『これは良いデザインだな』、『これだと人気が出るかも』と考えて終わるのではなく、『仕入れ原価が2000円、この品質であれば5000円では売れると思うので、粗利3000円、原価率40%。輸送コストは1000着で20000円だから、1着あたり20円なので問題なしで・・・・』というふうに、数字で捉えるようにします。

 

ビジネスというのは、簡単に言えばお金儲けですし、そのためには、バイヤーとしては利益が出るように仕入れる必要があります。そのためには、こういった計算が瞬時に行えるようにならなければいけないわけです。

 

こういった計算が出来なければ、どの商品が会社に利益をもたらすのか判断出来ないわけですから、そもそも仕入れるべきかどうかというのも分からないはずです。

 

マーチャンダイザー、バイヤーという仕事をこなすうえで、押さえておかなければいけない計数感覚というのは、シンプルなもので十分なので、勉強しておくことをオススメします。

 

この感覚を身につけるだけで、マーチャンダイザー、バイヤーとしての実力が、だいぶ違ってくるはずです。

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