知っておきたいアパレル業界の5つの転職事情

アパレル業界での5つの転職事情

 

アパレル業界に限らず、仕事を選ぶ時には、将来のことを見据えてジックリと考えることが重要です。20代の頃だと、職に就きやすいので、つい安易に決めてしまいがちですが、30歳、40歳と年齢が経つに連れて、それでは通用しなくなります。

 

特に40代になる頃には、一人のビジネスマンとして、その業界のどんな会社からも戦力として評価されるような人材にならなければ、仕事を続けることさえも難しくなってきます。そして、仕事というのは経験値の世界でもあるので、若いうちに実務経験を積んでおくことが必須です。

 

つまり、若い時の職業選択が重要になってくるというわけです。

 

ですから、ジックリ考える必要があるという結論になるのですが、アパレル業界で働くことを考えている人が、将来のことを考える時に頭に入れておいたほうが業界の転職事情についてまとめてみます。

 

総合職は東京に集中している

アパレル業界の仕事をざっくばらんに分類すると、総合職と販売職に分かれます。販売職というのは店舗スタッフ(販売員)、店長を指します。アパレルショップというのは、日本全国各地にありますので、求人案件も全国で発生しています。数も非常に多いです。

 

一方、総合職(バイヤー、営業、商品開発、デザイナー、パタンナー、MDなど)については、基本的にアパレルメーカーやブランドの本社勤めとなるので、圧倒的に東京に集中しています。大阪や名古屋、福岡といった主要都市でも求人が発生していますが、東京と比較すると微々たるものです。

 

特に外資ブランドは東京にオフィスを置いている企業が大半です。こういった事情を考えると、地方で総合職の仕事を探すのは難しいと考えてください。

 

販売員はアルバイト・派遣から

ショップ販売員というのは、正社員・派遣・アルバイトと様々な雇用形態で求人が出ていますが、数が多いのはアルバイト・派遣となります。正社員としていきなり採用されるというケースは、店長(店長候補)を募集する求人を抜かせば非常に少ないです。

 

ただし、販売員の場合、アルバイトや派遣で働き始めたとしても、高い勤務評価を得れば、正社員として再契約してもらえるケースが珍しくありません。そのため、アルバイト・派遣でスタート、1~2年後に正社員にステップアップというのが、一般的なキャリアパスとなります。

 

正社員になるためには、一つのお店でジックリ腰を据えて働くことが重要なので、そういった意味でも職場選びは重要です。

 

未経験者が応募出来る案件が多い

販売職の場合、実務経験を問わない求人案件が多いので、これまでアパレル関係の仕事をしたことがない人でも職に就くことが出来ます。

 

応募者が重複した時には、より有能な人材から採用することになるので、アパレル関係の仕事やサービス業・接客業の経験者のほうが有利ですが、ショップ店員の求人は多いので、全くの未経験者でも探せば、何らかの仕事はみつかると思います。

 

ちなみに、未経験者でもOKとする求人というのは、おおよそ20代の若い人を対象としています。30歳を超えている人で業界未経験というのは、かなり厳しいと考えてください。

 

唯一例外があるとすれば、40代・50代の年代が高い顧客を対象としているお店からの求人ですが、こういったお店だと、高級店であるケースが多く、接客スキルに長けている人材が求められる傾向にあるので、サービス業の経験がないという人は厳しいと思います。

 

30代、40代になると販売員で働き続けるのは難しい

販売員という仕事は、基本的に若い人が担う職種です。30歳を超えると、店長・エリアマネージャーといった管理職に昇格していない限り(もしくは役職がつかなくても、その店舗を切り盛り出来るような中核社員となっていなければ)、働き続けるのは難しいと考えてください。

 

一般スタッフレベルでは無理ということです。その前に、給与が上がらないので、止めてしまう人が多いのが実情です。(結婚して家族を養うといったことは難しいです。)

 

総合職に就かなければ、アパレル業界で働き続けることは出来ないでしょう。

 

販売員から総合職への転職は難しい

販売職と総合職というのは、キャリアルートが全く別物なので、店舗販売員から総合職に転職するというのは、一般的ではないと考えてください。同じアパレル業界でも、異業種へ転職するようなものと捉えたほうがいいです。

 

そのため、現在販売員として働いているけど、総合職に移りたいという人は20代のうちに動くことをオススメします。この年代であれば、実績・経験を問わないポテンシャル採用(人物重視の採用)を行っている企業もあるので、チャンスはゼロではありません。

 

なお、総合職のなかでも、営業・商品企画・マーケティング・広報PR・財務・人事といった職種であれば、異業種での経験も活かせるので、ショップ販売員として働くよりも異業種で営業職などに就いたほうが、総合職へ転職出来る可能性が高くなると考えてください。

 

まとめ:アパレル業界は年齢層が若い業界

全体的な傾向として、アパレルは働く人の平均年齢が若い世界です。何も考えずに働けるのは20代のうちだけ。30歳を超えると、業界で働き続けることが出来るのは一握りの人に限られてきます。

 

かといって、30歳を超えてからだと、異業種へ転職するのもハードルが高くなります。将来のキャリアを考えると、20代のうちに方向性を決めて進む必要があります。

 

何も考えずにショップ店員として働き続けていると、ある時、急にお先真っ暗の状態になってしまうので注意してください。

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