面接官が好印象を持つ志望動機とは?

アパレル業界の志望動機

 

面接において、どんなふうに志望動機を伝えればいいのか、迷う人は非常に多いためか、インターネットで検索すると、模範例をまとめたサイトが幾つも表示されます。

 

ただし、こういったお決まりの回答を、そのまま伝えるだけでは、まず面接に落ちると考えてください。面接官というのは、数えきれないほどの人の採用面接に立ち会っているプロなので、覚えてきたんだなということがすぐにバレます。

 

企業というのは、自分の頭で考えられる人、そしてその内容を的確に伝えられる人を求めています。これはアパレル業界だけの話ではなく、あらゆる業種において共通することです。

 

本やサイトに書いてあることを覚えるというのは、企業が求める人物像の真逆なので、好印象を与えるどころか、マイナス評価を得る典型的なパターンと言えます。この時点で、採用候補から外れる可能性が大なので注意してください。

 

志望動機については、自分の頭で考える

 

これが鉄則です。

 

なぜ、この会社で働きたいのか

そうはいっても面接官が好印象を持つ志望動機というのは、存在します。それは下記の二つの質問に対する回答となっているものです。

 

  • なぜ、うちの会社に興味を持ったのか
  • なぜ、この仕事に興味を持ったのか

 

ただし、アパレル業界だからといって『服が好きだから』、『御社のブランドが好きだから』ではダメです。もちろん、その会社のことが好きだからというのは、働くうえで重要なことですし、企業側からしても、自分の会社を好きと言ってくれる人間に対して悪い印象は持ちません。

 

でも、消費者であればともかく、その会社の社員として働くということであれば、これだけでは不十分です。

 

では、どんな伝え方をすればいいのか?

 

自分がその会社にとって役立つ人材であることをPR出来るような内容にするというのが正解です。たとえば、次の志望動機をみてください。

 

 


ショップ販売員の求人で、入社後は在庫管理・発注管理も行うことが予定されているとします。

 

私はこれまで、飲食店で働き続けてきたのですが、服が好きなこともあり、いつかアパレルショップで働ければと思い、その機会を探してきました。今回、私が好きな御社で求人が出ていることを知り、これはチャンスと思い応募させて頂きました。

 

アパレル店員としての経験はありませんが、飲食店において5年に渡り、接客の経験を積んできており、サービス業の基本は身につけておりますので、短い時間でアパレルショップでの接客にも対応出来るようになるのではと思います。

 

また、飲食業界において、食材の発注・在庫管理を経験してきております。無駄な廃棄が出ないように、在庫と販売予測を照らし合わせて適切な数量をオーダーすることを意識して続けてきましたが、この経験を御社においても活かせると考えております。

 

こういった内容の志望動機を聞けば、面接官は入社後、戦力になる人間だろうというイメージを持つことが出来ます。

 

会社が求めているのは仕事が出来る人間、会社に貢献出来る人間ですから、自分がそういった人材であることを伝えれば、採用の確率はアップします。

 

これが適切な志望動機です。ポイントは会社側にとって考えるということです。

 

逆にダメな人は、自分中心でまとめてしまいます。『好きだから』、『楽しそうだから』、『面白そうだから』、『給料がいいから』、『条件がいいから』

 

これらはみんな、自分目線の動機です。会社は慈善事業ではないので、あなたのために雇うわけではありません。ここを勘違いしないことです。

 



もちろん、働く理由として、自分のためというのは当たり前ですし、ここが土台になるのは間違いありません。これはこれで持っていていいのですが、これだけではダメということです。自分、会社、双方にとってメリットがあるというのが理想的な状態です。

 

真剣に仕事について考えること

かといって、会社に役立つことをPRすればいいんだと、その理由をやたらめったら並べてもダメです。うわべだけ真似するだけでは、これも結局テンプレートと一緒です。

 

何よりも重要なことは、『自分がその会社にとって役立つ存在なのか?』ということを真剣に考えるということです。

 

真剣に考えた結果として出てくる理由というのは、内容に関わらず、相手の心に伝わるものです。仕事のことに対して真剣に考えている人間であれば、企業側も雇いたいと思うものです。

 

良い志望動機というのは、何を伝えるべきかという問題ではなく、どれだけ真剣に仕事について考えられるかどうかということにかかってきます。

 

もちろん、1日だけ時間をとって考えたというのでは真剣とは言えません。何ヶ月にも渡って、色々な情報を得て、自分の考えを突き詰めてということをしてこそです。そして、仕事について考えるというのは、どんな人生を送りたいのかという自分自身の生き方について考えるということでもあります。

 

志望動機をまとめるというのは、一夜漬けのテスト対策とは根本的に違うことがお分かりになると思います。

 

この点に気付かず、正解例があって、それを覚えておきさえすればいいんだと勘違いしていう人が非常に多いのが実情ですが、このままでは幾ら面接を受けてもダメです。

 

真剣に考えましょう。

 

これが面接に受かるための最強法則です。

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