コーチジャパンの中途採用事情~年収、働きやすさ、etc~

画像出典:♔ The Queen 2011 ❤ KSA

 

日本でも大人気のアメリカの高級革製品メーカー、コーチの子会社にあたるコーチジャパン。北米では既存店売上が減少するなど、苦戦していますが、日本では、中国からのインバウンド効果もあり、着実に売上を伸ばしています。

 

そのため、コーチジャパンでは、人材登用を積極的に進めており、中途採用案件も常時発生しています。未経験者が応募出来る求人もあれば、豊富な実務経験が要求される求人も存在するので、自分のスキル・経歴に合った案件を選ぶのが、転職成功のコツと言えます。

 

このページでは、コーチジャパンの中途採用求人の内容や、転職者の年収などについて、まとめていますので、参考にしてください。

 

目次

中途採用の募集内容・選考プロセスについて

コーチジャパンの中途採用案件は、本社採用とストア採用の2つに分かれます。まず、本社採用だと、MD・営業・事務・経理・Webデザイナー・Webディレクターなどの職種において、求人が出ています。(正社員採用が基本です。)

 

マネージャーなどの管理職クラスの求人の割合が高くなっているのが特徴です。入社直後から第一線で働けるような即戦力の人材が求められているので、実績・経験を豊富に有していないと、採用される可能性は少ないと考えてください。語学力が求められるケースも多いです。

 

一方、ストア採用に関しては、販売職の募集案件が中心となっており、北海道から沖縄まで、国内全店舗が対象となります。雇用形態については、正社員からアルバイトまで、多岐に渡ります。

 

研修制度が充実しており、未経験者でも正社員として雇用される可能性があるので、経験が浅い人にとっては、働きながらスキルアップする機会にもなり得ます。なお、中国語で接客が出来る人材に対する需要が高いので、中国語が得意な人はチャンスです。

 

なお、本社採用・ストア採用、双方において、障がい者採用枠が常時設けられています。採用条件は一般求人と変わりませんが、競争倍率は低くなるので、採用される確率は一般求人よりも高くなります。関心がある人は、是非一度問い合わせてみてください。

 

社員の年収・給与制度について

コーチジャパン社員の年収ですが、職種や採用方法、雇用形態によって、大きな違いが生じています。代表的な年収事例をいくつかあげると、下記の通りとなります。

【販売職】

  • 23歳 販売員 年収150万円
  • 24歳 販売員 年収300万円
  • 26歳 販売員 年収320万円
  • 34歳 販売員 年収320万円
  • 32歳 店長 年収500万円

【総合職】

  • 30歳 人事マネージャー 年収800万円
  • 31歳 事務 年収500万円
  • 42歳 経理 年収800万円
  • 38歳 営業 年収600万円
  • 32歳 Webディレクター 年収550万円
  • 36歳 営業マネージャー 年収1000万円

 

コーチジャパン社員の年収は、アパレル業界のなかでは高く、総合職では、年収1000万円を超える社員も存在します。

 

販売職においては、雇用形態ごとに給与体系が違うため、同じ業務に取り組んでいたとしても年収に差があります。まず、正社員だと、売上に応じたインセンティブ・ボーナスが支給されるので、給与水準は高いです。

 

非正規社員だと、ボーナスが出ないので、その分、正規社員よりも実年収は低くなりますが、それでも、時給は同業他社より高いため、賃金に関しては、恵まれていると感じている人が多いです。なお、残業代に関しては、正規・非正規を問わず、共通で全額支給となっています。

 

コーチジャパンの人事評価・昇給制度について

人事評価については、面談が年に数回あり、会社に対して、自分の意見を言える機会を与えられていることに加えて、明確な評価制度が整っているため、努力している人間が、正当に評価される傾向にあります。

 

ただし、実績はそれ程無いのに、上司のご機嫌取りだけを上手に行っている人が、昇進スピードが速いというケースも例外的にあるので、部署によっては、上司の好き嫌いで人事評価が行われているという一面もあるようです。

 

販売職においては、店舗での売上実績が評価対象になるのはもちろんですが、コーチジャパンはスタッフ同士の仲間意識や連携を大切にしている会社なので、コミュニケーション能力のある人が昇進する傾向があります。

 

また、大きな店舗では既存売上が高いこともあり、売上高が伸び悩むと、評価が著しく厳しくなります。小さな店舗では、こういったことはないので、どの店舗に勤めるかによっても、自分の評価が変わってきます。この点に反感を持ち、退職するスタッフも存在します。

 

ワークライフ・バランスについて

販売職は、繁忙期以外は残業をしないことが会社の方針なので、あまり残業はないのですが、それでも店舗によって残業の有無や休日の取りやすさに違いがあり、忙しい店舗に配属された場合は、プライベートと仕事の両立は難しくなります。

 

接客業ということもあり、基本的に土日や年末年始は仕事となるので、家族との時間を大切にしたい人には厳しい状況です。

 

総合職に関しては、部署によって休日出勤や残業の発生頻度に差があります。年末年始も働き詰めとなる部署もあれば、連休が取得可能な職場もあるなど、様々です。なお、昇進して管理職などの重要なポストに就いた場合、休みが取りにくくなるのは、全社共通です。

 

女性の働きやすさ

コーチジャパンは、女性が多い会社であり、昇進に男女差はありません。ただし、女性優遇などは無く、長時間の立ち仕事や連日連夜の残業も、男性と同じようにこなすことが求められます。そのため、体力に自身がない人だと、苦しい場面があるかもしれません。

 

しかしながら、努力に相当する見返りは受けられるので、キャリアアップを目指している人には、満足出来る職場環境となっています。特に、チャンレンジ精神を持って、自ら行動する社員が昇進しやすい傾向にあるので、昇進を目指すのであれば、積極性を忘れないようにしてください。

 

産休や育休制度も充実しており、取得率も高いですし、取得後の復帰も容易です。そのうえ、時間短縮勤務も可能となっているので、子育てを重視する人にとっても働きやすい職場となっています。

 

コーチジャパンの転職先としての総合評価

アパレル業界のなかでは、コーチジャパンは超が付く優良企業と考えて間違いありません。給与水準も高いので、他社から転職した時には、前職の収入を上回ることは確実です。コーチジャパンに中途で入って後悔したという声は殆どないので、是非積極的に目指してみてください。

 

なお、より詳細について知りたい人は、下記にアパレルの業界事情に明るい転職会社をリストアップしていますので、直接問い合わせてみてください。

 

コーチジャパンへの転職支援実績を持つ会社でもあるので、面接対策のアドバイスを受ける、初任給やポジションに関する条件交渉を代行してもらうといったことも可能です。