全国各地に、38店舗を展開する、オーダーメイドジュエリーブランド、『ケイ・ウノ』 完全フルオーダーから、オリジナル商品にデザインを追加するアレンジオーダーまで、顧客のニーズに幅広く対応しているブランドです。
また、オーダーメイドとは別に、他社とのタイアップ商品との開発にも力を入れており、最近では、クレヨンしんちゃんをモチーフにしたネクタイや、人気漫画、キングダムをモチーフした腕時計、ディズニーキャラクターの腕時計など、ジュエリー以外の製品作成も積極的に進めています。
2017年の7月には、セブン&アイ・ホールディングスと、本革製のIDケースと名刺入れを共同開発、セブン&アイのネット通販サイト「オムニセブン」で販売するといった試みも行っています。
このように、話題性の高い製品作りに成功していることもあって、1981年創業の会社ですが、創設以来、増収増益を続けている、優良企業です。
採用事情については、高利益を維持していることもあって、組織拡大の動きが活発化しており、様々な職種において、求人が出ています。中途に関しても、多数の求人が見つかるので、転職のチャンスは豊富です。
高い技術力と提案力を誇る会社なので、今後も、成長を続ける可能性が高く、そういった意味では、転職先としてオススメ出来る会社です。
このページでは、ケイ・ウノの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、職場の就労環境等についてまとめていますので、参考にしてください。
目次
ケイ・ウノの中途採用求人の傾向
様々な職種を対象に、中途採用の求人が出ていますが、そのなかでも、特にジェエリーコンシェルジュ(店舗スタッフ)、加工職人、CADクリエイター、営業の3職種においては、求人の発生頻度が高くなっています。
また、最近では、ケイ・ウノは、インターネット販売に力を入れているため、社内SE、Webマーケター(広告運用・分析)を募集する求人が、見受けられるケースも多くなっています。
求人情報の入手方法
ケイ・ウノの公式サイトには、採用情報ページが用意されており、そちらから、今現在、募集がかかっている求人の職種、及び、その求人の募集要項について、確認することが出来ます。
http://www.k-uno.co.jp/recruit/career_info/
また、中途に関しては、転職会社経由でも募集がかけられているので、そちらから、求人情報を入手することも可能です。
公式サイト、転職会社、いずれにおいても、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を扱っているので、ケイ・ウノだけでなく、ほかの企業の求人のことについても、情報を知りたいということであれば、まとめて教えてもらえるので便利です。
(自分で探す手間が省けるので、楽です。)
このページの最後に、ケイ・ウノの中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。
社員の年収・給与制度について
ケイ・ウノに勤務する社員の給与水準ですが、職種別に年収事例を、幾つか挙げると、下記の通りとなります。
- 20代 販売スタッフ 年収340万円
- 20代 販売スタッフ 年収400万円
- 30代 販売スタッフ 年収420万円
- 20代 店長 年収450万円
- 20代 時計職人 年収360万円
- 30代 クラフトマン(宝飾職人) 年収380万円
- 20代 プレスアシスタント 年収300万円
- 20代 プレス 年収420万円
- 20代 プレス課長 年収580万円
- 20代 デザイナー 年収450万円
ケイ・ウノは、基本給に加えて、年2回の賞与が支給されるといった給与体系となっており、職種によっては、そこに、特別報奨金や職能給がプラスされることになります。
なお、賞与に関しては、会社の業績によって支給額が変わりますが、いずれにしても、1回、数万円といった寸志程度となるので、それほど期待は出来ません。
そのため、同業他社と比べた場合、ケイ・ウノの給与水準は、やや低めとなっています。また、基本給が、それほど高くないので、報奨金や職能給が付かない職種だと、手取り収入額は、かなり厳しいものとなります。
残業代については、ケイ・ウノでは、みなし残業制度が導入されています。以前は、きちんと運用されていなかったため、サービス残業を強いられることが多かったのですが、今現在においては、各部署が見直しを行うことで、状況が改善されてきています。
ただし、まだ、全額支給とまではなっておらず、部署によっても違ってくるので、気になる人はケイ・ウノに転職すると仮定した時に、配属されることが想定される部署の残業代の支給状況について、事前に、確認しておくことをオススメします。
昇給については、毎年1回、給与見直しの機会があり、勤務期間が、一定年数に達するまでは、全員一律で、給与がアップすることになりますが、金額は少額にとどまります。
また、一定の勤務期間に達した後は、管理職に就かない限り、給与が上がることは期待出来ないということも、頭に入れておいてください。
中途採用で入社する時の注意点
中途入社の場合、前職までの経歴・実績をベースに、基本給が算出されることになりますが、ここは交渉次第でも数字が変わってくるという要素もあります。
ケイ・ウノの場合、先ほども触れたように、決して給与水準が高い会社ではないので、提示された金額に納得がいかないということがあるかもしれませんが、その時には、そこで妥協するのではなく、自分の希望条件を伝えて、話し合うようにしてください。
ケイ・ウノは、入社後、大幅に給与が上がることは、そう簡単に期待出来ないため、転職時に設定された給与額が、その後も付いて回ることになります。それだけに、中途半端に妥協してしまうと、後々まで後悔することになるので、要注意です。
こういった条件交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に、代行を依頼してください。彼らは転職のプロであり、この手の交渉経験が豊富なので、会社側とうまく話を進めてくれます。
100%希望通りということは、まず望めませんが、それでも、何らかの上積みを勝ち取ってくれる可能性は十分にあるので、自分の交渉スキルに自信がない人は、ぜひ一度相談してみてください。
ケイ・ウノの評価制度について
ケイ・ウノでは、半期に一度、個人目標の達成率や会社への貢献度を判断指標として、直属の上司が査定するようになっており、コミュニケーション能力や自発的に行動する能力の高い人が、高評価を受ける傾向にあります。
ただし、部署や上司によって、評価方法に大きく差があるので、高評価を得るためには、自分の所属部署における評価基準を、きちんと把握することが重要です。
なお、仮に高評価を得たとしても、それがすぐに、昇進や昇給に直結するわけではないので、成果主義の評価体系を好む人にとっては、面白味がないと感じてしまうかもしれません。
その反面、各個人に目標が割り当てられつつも、その目標達成することを強く追求されるようなことはないので、結果を気にせず、マイペースで働ける状況です。従って、のんびりと働きたいと考えている人にとっては、悪くない会社だと思います。
教育制度・成長環境について
ケイ・ウノは、自社商品の知識や業界の慣習、基本的な業務スキルを習得するための研修制度が充実している会社なので、経験の浅い人でも、安心して働くことが出来ます。(会社のフォローもしっかりしています。)
その後も、定期的な研修が開催されているので、そういった機会を利用して、知識のブラッシュアップを図ることが出来ます。
また、ケイ・ウノは、部署間の垣根が低く、一つの業務を通して、複数の部署の人間が、深く関わる形になるので、他部署の仕事を近くで見ることが出来るというメリットがあり、その結果として、幅広い知識を習得している人が多いです。
また、ケイ・ウノは社内異動が盛んな会社でもあり、複数の部署をローテーションして、様々な仕事を経験することが出来るので、そういった意味でも、知識の幅を広げることが出来ます。
こうやって見ていくと、ケイ・ウノは、自分のスキル・知識を効果的に磨くことが出来る環境なのですが、一つだけ注意点があります。
それは、ケイ・ウノは、独特のビジネスモデルを展開している会社なので、ほかのアパレル企業と比較しても、仕事の進め方は、かなりユニークであるということです。
従って、将来、他社へ移ることになった時に、ケイ・ウノで身につけた経験・知識が通じないといった状況に陥る可能性があり、これは再転職ということを考えると、マイナスなので、この点も視野に入れたうえで、ケイ・ウノへの転職を検討するようにしてください。
ワークライフバランスについて
ケイ・ウノは、就労環境を良くするために、改善活動を積極的に進めている会社です。特に、業務効率化、人員配置の最適化に対する取り組みを強化しており、結果として、どの部署においても、残業時間が減ってきています。
そのため、以前は、仕事にプライベートの時間を取られるような状況でしたが、今現在は、仕事終わりに、アフターファイブを楽しむことが出来るような状態になりつつあります。
その一方で、改善半ばという一面もあります。たとえば、部署によっては、一人当たりの業務量が多いにもかかわらず、残業をすることが許されず、仕事が回らなくなっているというケースも見受けられます。(結果として、自宅に持ち帰って仕事をするようなことになっています。)
有給に関しては、部署や職種によって、多少の差はありますが、ここ数年で取りやすい環境になっており、繁忙期を除けば、申請通りに休めるようになっています。
ただし、業務負荷が高いために、仕事が山積みといった状態になっている人だと、当然、休みを取るどころではないですし、いまだに有休の申請そのものを出しにくい部署も存在します。
そのため、会社全体としてみると、有給の消化率は決して高くはなく、部署によっては、8割近くが未消化となっているような社員も少なくないので、このあたりが気になる人は、やはり、事前に、自分が所属することが想定される部署の状況について、確認しておくことをオススメします。
女性の働きやすさについて
ケイ・ウノは、女性社員の比率が高く、特に、販売職は、8割が女性という会社なので、待遇面において、男女差はありません。
昇進のチャンスについても、男女平等となっており、管理職に就いている活躍している女性社員も多いので、キャリアアップに意欲的な女性にとっては、やり甲斐を感じることが出来る会社と言えます。
ちなみに、ケイ・ウノでは、生理休暇など、女性の体調に配慮する体制が整っています。周りの男性スタッフも女性に優しく、体調の悪い時には、無理せず、休みを取れる雰囲気があり、実際に多くの女性社員が、こういった休みを取得しています。
これは女性にとって、非常に有り難いことですが、その反面、先ほど、触れたように、有給を取りづらい雰囲気がある部署もあるので、そういった部署に配属されると、まとまった休みを取って、遊びに行くといったことは、なかなか難しいようです。
育児支援体制については、産休・育休に関しては、誰でも、希望通りに取得することが可能ですし、ある程度のキャリアを積んでおけば、復帰後には、時短勤務を選択して、働くことが出来ます。
また、子供が熱を出したので、病院に連れていく必要が出たなど、急な休みが必要になった時にも、すぐに休みがもらえるので、子育てをしながらでも、安心して働き続けられます。
ケイ・ウノの転職先としての価値
ここまで、ケイ・ウノの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、ワークライフバランスが、年々良好になっていることに加えて、仕事のプレッシャーも少ないので、マイペースに働きたい人には、オススメの会社と言えます。
その一方で、給与を含む待遇面は、それほど良くはありませんし、評価基準が曖昧なところがあるので、仕事で結果を出しても、それが正当に報われるかどうか、微妙な部分があります。
また、就労環境が良くなっているとはいっても、他社と比較すると、まだまだという部分が多いので、総合的に見ると、決して転職すべきと気軽に薦められるような会社ではありません。
よくあるブラック企業のような、劣悪な環境の会社ではないので、転職先候補として、検討するだけの価値は十分にあるのですが、ケイ・ウノ以上に、好条件の会社が見つかる可能性が高いというのも事実です。そのため、他社の求人と比較しながら、転職の判断を下すことをオススメします。
下記に、ケイ・ウノの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは、様々な企業の求人情報を保有しているので、ぜひ、他社のことについても、色々と話を聞いてみてください。
<ケイ・ウノの中途採用求人を扱っている転職会社>
※補足1
このなかで、『リクルートエージェント』、『マイナビエージェント』の2社については、総合系の転職会社なので、様々な業種の企業の求人案件を押さえています。もし、アパレル以外の業種の会社に興味があるようでしたら、この2社に相談してみてください。