ヨウジヤマモトの中途採用事情

 

日本発の高級アパレルブランドとして、世界的にも高い評価を得ている、『ヨウジヤマモト』 人気デザイナー、山本耀司氏によって設立されたブランドです。

 

ファッション不況に伴い、2000年代に入って、会社の業績が悪化、2009年には民事再生手続きを行い、投資ファンド『インテグラル』の子会社となりましたが、それをキッカケに、その後は、毎年、2桁増で売上を伸ばし、今では10億円を超える経常利益を生み出すまでに、成長しています。

 

2016年には、LVMHグループのベルルッティジャパン前代表の今村英雄氏が、新社長に就任、グローバル展開を加速させています。

 

こういった背景から、人材採用の動きも強く、中途採用に関しても、様々な職種において、求人が出ています。このページでは、ヨウジヤマモトの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、社内の就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

ヨウジヤマモトの中途採用求人の傾向

中途で最も求人数が多いのは、ストアスタッフ(販売職、店長候補を含む)となりますが、国内営業、海外営業、商品企画、経理財務、広報、Webマーケティング、Webデザイナーなど、総合職においても、様々な求人が出ています。

 

応募条件に関しては、販売職、総合職を問わず、未経験者でも応募可能な求人の割合が高く、間口は広くなっています。(そのかわり、3ヶ月ほどを試用期間として、その後、正式に雇用契約を結ぶという形での採用となるパターンが多いです。)

 

ただし、採用過程においては、当然、実績がある人間のほうが有利ですし、給与についても、経験・能力を考慮したうえで決まることになるので、経験者ほど、好条件となると考えてください。

 

なお、求人よっては、実務経験が必須となりますが、その場合、該当業務に関する2~3年程度の経験が要求されるケースが多いです。

 

求人情報の入手方法

ヨウジヤマモトの公式サイト内に、採用情報ページが設けられているので、そちらから、現在、募集がかかっている求人の詳細について、確認することが出来ます。
http://www.yohjiyamamoto.co.jp/recruit/

 

また、ヨウジヤマモトは、転職会社経由でも、中途採用の求人を告知しているため、転職会社に問い合わせる形でも、求人情報を入手することが可能です。

 

公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る求人情報に違いはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を保有しているので、ヨウジヤマモトだけでなく、様々な企業の求人について知りたいということであれば、まとめて教えてもらえるので、便利です。

 

このページの最後に、ヨウジヤマモトの中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

社員の年収・給与制度について

ヨウジヤマモトに勤務する社員の給与水準ですが、販売職、総合職、それぞれの年収事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

【販売職】

  • 20代 ショップスタッフ(アルバイト) 年収180万円
  • 20代 販売員 年収320万円
  • 25歳 販売スタッフ 年収360万円
  • 30代 店長 年収500万円

【総合職】

  • 30代 商品企画 年収400万円
  • 30代 経理 年収470万円
  • 20代 パタンナー 年収430万円
  • 35歳 EC管理 年収510万円
  • 36歳 営業 年収600万円

 

ヨウジヤマモトの給与体系は、基本給に加えて、グレード給、賞与(6月、12月)が支給されるといったものとなります。賞与は、業績次第では、支払われない年もありますが、民事再生後は、業績が好調に推移しているため、毎年続けて、支給されています。

 

残業代については、みなし残業制度が導入されており、残業が少ない部署の人は、実際の残業代よりも、多い金額を手当として、もらっています。

 

一方、みなし残業で決められた時間より、残業時間のほうが多い人は、結果的にサービス残業となってしまう可能性があるので、この点が気になる人は、転職する前に、自分が配属されることが想定される部署の残業状況について、事前に、確認しておくことをオススメします。

 

福利厚生に関しては、各種社会保険が完備されているほか、勤続3年以上の社員を対象とした、退職金制度が用意されていますが、家族手当、住宅手当といったものはないので、この点は注意してください。

 

なお、ヨウジヤマモトでは、社員割引制度がありますが、高額なアイテムが多いので、自社ブランドが好きな社員からは、好評を得ています。

 

昇給については、毎年1回、給与見直しのチャンスがありますが、同じポジションにいる限り、殆ど変わらないと考えてください。(上がったとしても、少額にとどまります。)

 

ただし、ポジションが上がるごとに、グレード給が上がるので、昇進することで、大幅に給与をアップさせることは可能であり、そういった意味では、やり甲斐がある職場です。

 

ヨウジヤマモトの評価制度について

ヨウジヤマモトの評価制度ですが、勤続年数に比例して、昇進のチャンスが増える年功序列型となっており、年1回、直属の上司による査定が行われることになります。

 

以前は、評価項目が定まっていなかったこともあり、あいまいな評価をされたと感じる社員が多かったのですが、近年は、評価制度の見直し・改定が行われ、評価基準が明確になりました。

 

同時に、個人のパフォーマンスが、厳密にチェックされ、そのまま評価に反映されるようにもなりました。結果として、成果主義の色が濃くなり、結果を出した人間が、正当に報われるようになってきています。

 

この改定によって、個人に課せられるノルマはキツくなったので、そこは、プレッシャーとはなりますが、より、やり甲斐が持てる環境になりつつあると言えます。

 

ただし、まだまだ過渡期であり、今後は、制度の内容が変化する可能性があります。また、部署や上司によって、評価制度の使い方が違っているというのが実情なので、気になる人は、やはり、転職前に確認しておくことをオススメします。

 

教育制度・成長環境について

ヨウジヤマモトでは、入社後に、導入研修が行われており、商品知識や、業務に必要な基礎スキルを身につけたうえで、業務に取り掛かるようになっています。

 

特に、販売職向けの研修制度は充実しており、高級ブランドに訪れる顧客への接客マナーなど、実践的なスキルについても、習得可能となっているので、高級ブランドでの販売経験がない人でも、安心して、仕事を始めることができます。

 

その後は、基本的には、仕事をこなすなかで、必要なことを覚えていくことになりますが、ヨウジヤマモトには、上司や先輩スタッフが、部下・後輩をしっかりと指導する文化が根付いており、フォローを受けながら働けるので、安心です。

 

また、ヨウジヤマモトは、各部署間の風通しが良く、協力関係がしっかりしている会社でもあるので、別部署の人達とも、情報共有・意見交換をしながら、働くことになります。

 

そのため、自然に幅広い知識を習得することになりますが、これは、アパレルであれば、どの会社に行っても通用することなので、仮に将来、ヨウジヤマモトから転職することになったとしても、重宝される可能性が高いです。

 

なお、ヨウジヤマモトでは、成績が優秀な社員を抜擢して、勉強会を開催するといったこともしているので、結果を残すことで、より自分を高める機会を手にすることが出来ます。

 

また、これは冒頭でも触れましたが、ヨウジヤマモトは、海外展開の動きを加速させているため、海外勤務のチャンスがあります。

 

その機会を得れば、語学はもちろんのこと、アパレルのことについても、日本では経験出来ないようなことも味わえるので、こういったことを加味しても、今後のキャリアを考えたうえで、プラスとなる経験を積める会社と言えます。

 

ワークライフバランスについて

ヨウジヤマモトは、販売や営業など、一部の部署を除いては、残業が少なく、休日出勤も殆どないので、ワークライフバランスは良好です。

 

企画やデザイナー、パタンナーといった職種だと、イベント前は、かなり忙しくなり、毎日、仕事に追われることになりますが、これはあくまでも例外的なことなので、プライベートを重視する人にとっても、まず満足出来る環境です。

 

有給に関しても、事前に上司と調整することは必要ですが、仕事に支障がない限り、希望通りに取得することが出来ますし、まとめて取得して、長期休暇を取るといったことも可能です。

 

ただし、営業や販売といった職種においては、深夜残業や休日出勤が当たり前というような職場もあるので、ワークライフバランスを重視する人は、入社後、自分が配属されることが予想される職場の就労環境について、事前にチェックしておくと良いでしょう。

 

女性の働きやすさについて

ヨウジヤマモトは、仕事内容や昇進・昇給の機会に関して、男女差はありません。実際に、管理職に就いて活躍している女性も多いので、キャリアアップに意欲的な人には、やりがいがある会社と言えます。

 

年功序列なので、昇進には、時間はかかりますが、これは男性社員も一緒であり、女性だからといって、不利な立場に置かれることはありません。

 

また、ヨウジヤマモトは、育児支援体制が整備されている会社です。産休・育休は、自由に取得出来ますし、復帰後には、時短勤務を選択出来るようになっています。

 

周りのスタッフも、子育てに対する理解があり、積極的にフォローしてくれるので、子育てをしながらでも、問題なく働き続けることが出来る職場です。

 

ただし、先ほど触れましたが、営業や販売などでは、忙しい部署もあり、そういった部署だと、人員不足のため、休みを取りにくい状況となっているので、営業・販売での転職を考えている人は、この点を考慮するようにしてください。

 

また、数は少ないのですが、タバコを吸う人が、常時いるような職場もあるので、臭いや健康被害が気になる人は、要注意です。

 

ヨウジヤマモトの転職先としての価値

ここまで、ヨウジヤマモトの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、教育体制がしっかりしていますし、普通に仕事をこなすことで、高いスキルが身に付くような環境なので、スキルアップに意欲的な人にとっては、最良の職場です。

 

ただし、他社と比べて、給与条件が、それほど良くはないということは、頭に入れておいてください。また、ヨウジヤマモトは、部署によって仕事の量が大きく異なり、それに伴い、就労環境が変わってくるので、ワークライフバランスを重視する人は、事前に確認しておいたほうが賢明です。

 

このように、ヨウジヤマモトは、長所と短所が入り交じっているところがあり、転職先としての価値というのは、その人の価値観によっても変わってくるので、自分が望むものを満たす会社なのかどうか、冷静に見極めたうえで、転職の判断を下すようにしてください。

 

下記に、ヨウジヤマモトの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、より詳しいことを知りたければ、ぜひ、コンタクトしてみてください。(丁寧に対応してくれます。)

 

また、ヨウジヤマモトが自分に合う会社なのかどうか、判断がつかないということであれば、相談してみるのもアリです。プロの視点でアドバイスしてくれるので、参考になります。

 

さらに、転職会社は、様々な企業の求人情報を押さえているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。もしかしたら、ヨウジヤマモト以上に、自分にピッタリの会社が見つかるかもしれないので、関心がある人は、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

 

<ヨウジヤマモトの中途採用求人を扱っている転職会社>

 

※補足1
このなかで、『リクルートエージェント』、『マイナビエージェント』の2社については、総合系の転職会社なので、様々な業種の企業の求人案件を押さえています。もし、アパレル以外の業種の会社に興味があるようでしたら、この2社に相談してみてください。

 

※補足2
転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。