玉屋の中途採用事情

 

1937年創業の老舗アパレルメーカー、玉屋。洋傘・ショールの専門店として、設立された会社ですが、時代の変遷に合わせて、取扱商品を拡充、今はアパレル、雑貨において、4つのブランドを展開しています。

 

近年は、業界不況の影響を受けて、売上高、利益高、ともに横ばいでしたが、2017年頃から、EC販売が伸びてきたこともあり、増収増益の兆しが見えてきています。

 

人事採用の動きについては、人員を削減することで、利益率を高める経営方針を採っていたこともあり、それほど、大々的には募集をかけていませんが、業績アップの傾向もあることから、また少しずつ、求人が増えており、転職のチャンスは多くなっています。

 

このページでは、玉屋の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、社内の労働環境などについて、まとめていますので、参考にしてください。

 

玉屋の中途採用求人の傾向

中途採用については、販売職の募集案件がメインとなっており、ブランドごとに、複数の求人が常時発生しています。経験不問で、誰でも応募出来る求人が多くなっているので、実務経験がない人でも、大丈夫です。

 

雇用形態については、アルバイトの求人が大半を占めており、正社員採用案件においては、かなり限られています。

 

ただし、玉屋には、正社員登用制度が整備されており、勤務実績次第では、アルバイトとして採用された人でも、正社員になることが可能です。

 

また、キャリアパス制度も用意されており、販売職として採用された後に、本社勤務の総合職に転職するチャンスもあるので、アパレル未経験という人が、最初の職場として選ぶには、なかなか良い会社です。

 

ちなみに、その総合職ですが、営業、経理財務、人事、法務、MD、デザイナー、パタンナー、ディストリビューター、プレス、マーケティングなど、様々な職種を対象に、中途採用の求人が発生しています。

 

ただし、時期によって、募集がかかる職種が変わるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。なお、総合職に関しては、該当業務に関する実務経験が必須となるのが、基本です。(3~5年程度の経験は、最低でも要求されるとみてください。)

 

求人情報の入手方法

玉屋の公式サイト内にある、採用情報ページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧が掲載されているので、そちらから求人情報を入手することが可能です。
http://www.tamaya.co.jp/recruit/

 

また、中途採用案件に関しては、民間の転職会社でも取り扱っているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが出来ます。

 

公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報に違いはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人案件を扱っているので、玉屋以外の求人のことについても、知りたいという時には、まとめて教えてもらえて便利です。

 

このページの最後に、アパレル業界に強い転職会社のなかで、代表的なものをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

玉屋の社員年収・昇給制度について

玉屋に勤務する社員の給与水準ですが、具体的な年収事例を幾つか挙げると、下記の通りとなります。

 

  • 販売 23歳 年収200万円
  • 販売 24歳 年収250万円
  • 販売 26歳 年収300万円
  • 販売 店長 28歳 年収400万円
  • 販売 店長 31歳 年収350万円
  • エリアマネージャー 30歳 年収350万円
  • 事務 20代 年収300万円
  • デザイナー 25歳 年収350万円
  • デザイナー 29歳 年収410万円
  • 営業 29歳 年収440万円
  • 営業 34歳 年収530万円
  • 人事 23歳 年収250万円

 

玉屋では、基本給に加えて、年2回の賞与が支給される給与体系となっています。賞与は、会社の業績や個人目標の達成率によって、支給額が変わってくるので、手取りの年収においても、年ごとの変動があると考えてください。

 

ちなみに、会社の業績が赤字でも、賞与は支給されるので、業績連動給の会社でよくあるように、賞与額がゼロになるということは、まずないです。

 

残業代については、大半が支払われていますが、会社として、残業の削減に取り組んでおり、年々、減少傾向にあるので、それほどの額にはなりません。

 

福利厚生に関しては、各種社会保険が完備されているほか、確定拠出年金制度・財形貯蓄制度などが用意されていますし、リゾート施設の割引利用制度、社員割引制度などもあり、こちらは、社員からの人気が高い福利厚生となっています。

 

また、総合職のなかで、一定の条件を満たした人に対しては、住宅手当も支払われています。

 

昇給については、年に1回、給与アップの機会がありますが、ポジションが上がらない限り、昇給する可能性は低いですし、仮に、管理職に就いたとしても、アップ幅は小さいです。部長クラスにならないと、大幅に給与が上がることはないので、なかなか厳しい状況です。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績をもとに、給与額が算出されることになりますが、ここは交渉次第という要素もあるので、玉屋から提示された金額に納得がいかない時には、そのまま受け入れるのではなく、希望条件を伝えて、話し合うようにしてください。

 

玉屋は、そう簡単に給与が上がる会社ではなく、転職する時というのは、ある意味、最も収入アップを目指せるタイミングとも言えるので、ここで中途半端に妥協するのはNGです。

 

こういった条件交渉の経験がなく、どう進めていいか分からないという人は、前述した転職会社に交渉を代行してもらってください。

 

彼らは、転職のプロなので、この手の話し合いに長けており、状況に合った最善な方法で、交渉してくれます。

 

玉屋の場合、シビアなので、なかなか難しいかもしれませんが、実際に、条件アップに成功するケースもあるので、交渉が苦手という人は、ぜひ一度相談してみてください。(自分でどうにかしようとせず、最初から任せてしまったほうが、うまくいく可能性が高いです。)

 

玉屋の評価制度について

玉屋の評価制度ですが、個人の目標達成率に、勤務態度などを加味して、直属の上司が査定を行うといったものとなります。

 

部署や職種によって、細かな部分で違いはありますが、数字・実績といったものがベースになってくるので、高評価を得るためには、分かりやすい結果を出すことが、必要不可欠です。

 

ただし、高評価を得たとしても、それで大幅に給与が上がるというわけではないので、評価を上げようというモチベーションを保ちづらい環境ではあります。

 

ちなみに、部署によっては、チーム単位で、業務を遂行することになりますが、そういった部署においては、コミュニケーション能力の高い人が重宝され、評価が高くなる傾向にあります。

 

教育制度・成長環境について

玉屋は、基礎から応用まで、様々な社内研修プログラムが用意されており、幅広い知識・スキルを習得することが出来ます。

 

かつ、定期的に開催されている勉強会で、汎用的なビジネススキルを学ぶことも出来るので、成長意欲が高い人にとっては、玉屋は魅力度が高い会社と言えます。

 

ちなみに、玉屋では、パーソナルカラーの資格取得を推進しており、認定講師を招いて、資格取得までの検定対策を行うなど、全面的にバックアップしています。(おおよそ、半年ぐらいで、資格を取得出来るようです。)

 

現場の状況としては、会社の方針として、何事に対しても分析・検証・実践を繰り返すことを大切にしているので、働きながら自然とスキルアップ出来るような環境となっています。

 

また、上司に自分の考えを明確に伝えることが出来れば、年齢に関係なく、大きな仕事でも任せてもらえる会社なので、積極的さえあれば、どんどん経験を重ねて、成長していける環境でもあります。

 

かつ、冒頭でも触れたように、玉屋では社内異動制度があり、毎年、人事考課のタイミングで、異動の希望を申請することが出来るので、他部署や他職種で働けるチャンスも豊富です。

 

これらの制度を活用すれば、かなり効率良く、キャリア形成を図ることが可能なので、玉屋で経験を積んで、実力を付けた段階で、より好条件を提示してくれる同業他社へ転職するというキャリアパスもアリです。

 

玉屋は給与が安い会社なので、ずっと働き続けるという、モチベーションは湧きづらいかもしれませんが、将来のキャリアのためという発想で見れば、悪くありません。

 

特に、アパレル未経験者の場合、自分が憧れている職種に就けるチャンスでもあるので、そういった意味では、オススメです。

 

ワークライフバランスについて

玉屋は、前述したように、会社が残業をなくす方針を強く打ち出していることもあり、繁忙期以外には、残業が殆どないという部署ばかりなので、プライベートと仕事の両立はしやすく、自分の時間を作りやすい状況です。

 

有休に関しては、自分の仕事をきちんとこなしたうえで、前もって上司に話を通しておけば、基本的に、希望通りに休みを取ることが可能です。

 

現状としては、長期休暇を取るのは厳しいのですが、リフレッシュ休暇として、数日間程度であれば、連続で休むことが認められています。

 

総合的に見て、玉屋の就労環境は良好であり、ワークライフバランスを重視する人にもオススメですが、販売職の場合、店舗よっては、人員体制の問題で、有休が取りにくいところがあるので、その点だけは、要注意です。

 

このあたりが、気になる人は、自分が配属されることが想定される、店舗の実情について、事前に調べておいてください。(転職会社に問い合わせれば、すぐに教えてくれます。)

 

女性の働きやすさについて

玉屋は、販売職だと、9割以上が女性スタッフですし、総合職においても、数多くの女性社員が働いている会社なので、女性が働きやすいように、社内環境が整備されています。

 

仕事の内容に関して、男女で違いはないですし、昇進のチャンスも男女平等なので、キャリア志向が強い女性にとっても、やり甲斐のある会社と言えます。(職種にもよりますが、実力があれば、入社後、2~3年で管理職に就くことが可能です。)

 

まこの規模の会社としては珍しく、セクハラやパワハラの相談窓口が設置されているなど、女性に対する配慮は手厚いです。

 

育児支援体制についても、産休・育休が整備されていて、実際に取得している女性社員が多数存在します。特に、近年は、休みが取りやすくなっており、産休・育休を希望すれば、誰でも取得出来ます。

 

なお、玉屋では、産前、産後のどちらにおいても、時短勤務制度が使えるようになっており、多くの社員が利用しています。

 

男性社員のなかにも、配偶者出産休暇や育児休暇を利用している人がいるなど、子育てに対する理解が育まれている会社なので、ストレスを感じることなく、働くことが出来るでしょう。

 

玉屋の転職先としての価値

ここまで、玉屋の就労環境について、様々な角度から見てきましたが、教育体制が整備されており、様々な技術やスキルを習得出来る環境なので、スキルアップに意欲的な人には、オススメの会社です。

 

また、ワークライフバランスも良好なので、仕事だけでなく、プライベートを重視する人にも、オススメです。

 

給与については、同業他社と比べても、低めの水準となっているので、待遇面で、この会社を選ぶ理由というのは乏しいのですが、先ほども触れたように、この会社で働くことを、より好条件の会社に入るためのステップとして考えると、話は変わってきます。

 

もちろん、今すぐ、そういった会社に入れるだけの実績がある人にとっては、無縁の話となるので、玉屋の転職先としての価値というのは、人によって大きく異なると言えます。(全く価値がないという人もいれば、大きな魅力を感じるという人もいると思います。)

 

そのため、自分自身の経歴やキャリアと照らしあわせながら、玉屋への転職の判断を、下すようにしてください。

 

なお、下記に、玉屋の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、相談してみるのもアリです。(客観的な視点でアドバイスしてくれるので、参考になるはずです。)

 

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を扱っており、玉屋以上の好条件の求人を紹介してもらえる可能性が高いので、興味がある人は、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

 

<玉屋の中途採用求人を扱っている転職会社>

 

※補足
このなかで、『リクルートエージェント』、『マイナビエージェント』の2社については、総合系の転職会社なので、様々な業種の企業の求人案件を押さえています。もし、アパレル以外の業種の会社に興味があるようでしたら、この2社に相談してみてください。