株式会社クレヨンの中途採用求人情報と転職者の年収

 

ロイスクレヨンをはじめとして、大人の女性をターゲットにした、オリジナルブランドを展開する株式会社クレヨン。20代、30代の女性を中心に根強い人気を誇りますが、これは、転職市場においても同様であり、常に人気ランキングの上位にランクインしています。

 

特に、女性からの人気が高くなっています。一方、クレヨンは積極的に店舗展開を進めており、それに併せて、新卒・中途、ともに採用人数を増やしています。転職を目指すには、格好のタイミングとなっています。

 

目次

株式会社クレヨンの中途採用事情は?

クレヨンでは、常に中途採用で人材募集をかけています。対象となる職種はデザイナー、MD、店舗開発、販売職です。この4職種については、公式サイト内の採用ページに設置されているエントリーフォームから、いつでも応募することが可能です。

 

販売職に関しては、正社員・アルバイト・パートの各雇用形態において、エントリーが出来るようになっています。

応募資格については、販売職は特になし、デザイナー、MD、店舗開発については、実務経験が必須となります。(デザイナーについては、女性のみの応募受付となっています。)

 

上記の4職種以外では、不定期で募集がかかることになります。アパレル業界の求人を取り扱う転職エージェントを通じて、求人が公開されるケースが多いようです。なお、エージェントはロイスクレヨンを含めた、クレヨン株式会社の全職種の求人をカバーしているので、エージェント経由で応募することも可能です。

 

このページの最後に、クレヨンの求人の取り扱い実績がある代表的なエージェントをリストアップしておきますので、興味がある人は問い合わせてみてください。

 

なお、クレヨンは社員の平均年齢が27歳というふうに、とても若い会社です。そのため、特に年齢制限が設けられているわけではありませんが、中高年層にとっては入りづらい雰囲気がある会社なので、その点は要注意です。(本社部門の管理職でも、40代前半ぐらいが上限と考えておいたほうが無難です。)

 

クレヨンの年収について

株式会社クレヨンの社員の年収ですが、モデル例としては、下記の通りとなります。

  • 20歳 販売職 年収200万円
  • 22歳 販売職 年収320万円
  • 24歳 デザイナー 年収560万円
  • 25歳 販売職 年収260万円
  • 26歳 店長 年収600万円
  • 30歳 店舗開発 年収680万円

 

基本給に、年2回の賞与が支給されるという給与体系となっていますが、販売職に関しては、各個人の売上実績に応じて決まるため、社員間の差が非常に大きくなっています。同年齢でも、100万以上、年収が違ってくるケースもあります。

 

また、大型店舗は全体的に売上が好調なので、各スタッフの売上も伸びますが、小型店舗は集客が難しいこともあり、売上を伸ばすのは困難です。そのため、どの店舗に配属されるかによっても、賞与額が変わることになるので、販売職での転職を考えている人は、大型店舗を狙うほうが賢明です。

 

入社時に配属先店舗を指定することは出来ませんが、要望を伝えることは可能なので、アピールしておくことをオススメします。また、転職エージェント経由で応募して、エージェントに、このあたりの条件交渉を代行してもらうというやり方もアリです。

 

総合職に関しては、基本給は販売職より優遇されています。賞与については、販売職のように、個人の売上に連動するというところまではいきませんが、業績給となっているので、会社の売上に左右されることになります。

 

また、上司と相談のうえ、事前に設定した個人目標の達成度合い、及び上司からの評価も重要な要素となってきますが、いずれにしても、総合職も個人差が生じる給与体系となっています。

 

ワークライフバランスについて

クレヨンにおけるワークライフバランスについては、販売職と総合職で、状況が大きく変わってきます。総合職に関しては、休日出勤が少なく、カレンダー通りに休みが取れます。平日は、ある程度の残業が発生しますが、激務ということではなく、仕事とプライベートがしっかり分けられます。

 

長期休暇を取得するのは難しいようですが、有給については、希望を聞いてくれるので、調整しやすいという声が多いです。

 

一方、販売職に関しては、店長の裁量・考え方による部分が大きく、店舗によって、差が激しいのが実情ですが、全体的には、休日出勤や残業が多く、あまりプライベートの時間が取れないという傾向が強いようです。

 

ただし、スタッフの希望を反映しながら、自分もしっかり休みを取れるシフトを作成していたという店長経験者もいるので、やはり店長次第ということになりそうです。

 

女性の働きやすさ

女性社員の比率が極めて高く、良い意味でも悪い意味でも女性社会であり、特に販売職に関しては、ほぼ100%女性なので、女性特有の縦関係が存在しているようです。

 

バリバリ働いて、結果を残した人は、どんどん昇格していけるので、キャリアアップに意欲的な独身女性にとっては、やり甲斐を感じられる会社という意見が多いのですが、激務なので、結婚後や出産後に働き続けるのは厳しいようです。

 

産休制度・育休制度は用意されているのですが、結婚や出産を機に退職している人が多く、復帰した人でも、あまり忙しくない店舗に配置換えしてもらうというのが一般的です。店長のような役職が付くと、休みが取りにくいため、出産後に敢えてポジションを降りたという人もいます。

 

転職先としての株式会社クレヨンの価値は?

クレヨンは新卒・中途の区別なく、社員教育に力をいれている会社であり、社内研修制度が充実しています。体育会系の雰囲気で、先輩からOJTで仕事を教えてもらえるし、自分から動けば、チャンスは幾らでももらえます。

 

実績重視なので、販売職で入社した次の年に店長に昇格出来た、年収が500万円を超えたといった事例も珍しくありません。

 

どういった職種であっても、その分野におけるスキル・知識を身につけることが出来るので、クレヨンから違う企業に転職する時にも有利になるという声もあります。(販売職経験者の場合、ホテル業界や飲食業界など、異業種においても、実績を評価されて好条件で転職出来たというケースもあります。)

 

社員の給与水準についても、アパレル業界内では高めとなっているので、頑張って働いて、自分を成長させたいという人にとっては、満足出来る環境が整っている企業なのではと思います。

 

その反面、プライベートについては、ある程度犠牲にせざるを得ない部分があるので、特に結婚を視野に入れている人は、注意が必要です。また、子供を育てながら働くというのは、かなり厳しいので、家庭がある人の場合、クレヨン以外の会社も視野に入れて考えたほうが賢明です。

 

いずれにしても、クレヨンは良い意味でも悪い意味でも、特徴が際立っている会社です。社員を選ぶ会社とも言えるので、相性の問題は、とても重要です。本当に自分に合う会社なのかどうか、入念に確認することを忘れないようにしてください。

 

このあたりが、自分ではよく分からないという人は、転職エージェントに相談することをオススメします。アパレル業界に精通しているエージェントであれば、客観的な目線で冷静に判断してくれますし、クレヨンよりも適切な会社が存在するのであれば、紹介してもらうことも可能です。

 

実際に応募する時には、面接に通過するためのアドバイスを受けたり、初任給などの条件面について企業側と交渉してもらうことも出来ます。何かと便利な存在なので、是非活用してみてください。

 

下記でも触れていますが、ファッショーネクリーデンスBRAND MATCHはアパレル業界専門のエージェントであり、クレヨンの社内事情も把握しているので、相談先として最適です。