マックスマーラジャパンの中途採用事情

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イタリアのラグジュアリーファッションブランド、マックスマーラを日本において展開しているマックスマーラジャパン。マックスマーラ ステュディオ、ウィークエンド マックスマーラ等、関連ブランドも含めて、100店舗近くのショップを展開しています。

 

革新的な素材と技術を余すところなく体現した、エレガントなアイテムを揃えているため、顧客からの評価は高く、業績は好調です。

 

そのため、人材採用を積極的に進めており、特に、販売職については、新卒・中途関係なく、多数の求人が発生しています。このページでは、マックスマーラの中途採用求人の状況や、転職者の年収・就労環境などについて、まとめていますので、参考にしてください。

 

目次

中途採用の募集内容・選考プロセスについて

マックスマーラジャパンの中途採用情報ですが、ファッションアドバイザー(販売職)の募集案件が公式サイト内の採用情報ページに掲載されています。
http://jp.maxmara.com/job-opportunities

 

販売職だと、高卒以上であれば、誰でも応募可能です。基礎研修や商品知識を学ぶ研修など、様々な社内研修制度が用意されてあるので、未経験者でも安心して応募することができます。

 

本人の能力や実績に応じて、マネジメント職(店長、エリアマネージャー)や本社スタッフの総合職(VMD、MD、営業等)へステップアップすることも可能なので、キャリアアップ志向が強い人にとっても、オススメの会社です。

 

中途採用の場合、試用期間が設けられていますが、正式採用が決まった場合には、必ず正社員扱いとなるので、社会保険、福利厚生等についても、十分な保障を受けられます。

 

販売職以外の職種については、本社勤務となる営業・プレス・VMDなどで求人が出ることがありますが、常時募集をかけているわけではないので、こういった職種に興味がある人は、直接問い合わせてみてください。(採用情報ページ内に、採用担当宛のメールアドレスが記載されています。)

 

また、総合職については、転職会社を経由して募集がかかるケースが多いので、アパレル系の転職会社に連絡を取ってみるのもアリです。下記の会社であれば、取り扱い実績が豊富なので、マックスマーラの求人情報を保有している可能性が大です。

 

<アパレル系転職会社>

 

マックスマーラの社員年収・昇給制度について

マックスマーラで働く社員の年収ですが、部署や職種によって差があります。いくつか、代表的な年収事例を下記にあげるので、参考にしてください。

 

【販売職】

  • 25歳 販売スタッフ 年収320万円
  • 42歳 販売員 年収310万円
  • 31歳 店長 年収400万円
  • 35歳 店長 年収500万円

【総合職】

  • 32歳 貿易業務関連職 年収500万円
  • 28歳 MD 年収500万円
  • 34歳 MD 年収600万円
  • 40歳 営業 年収800万円
  • 44際 営業マネージャー 年収1000万円

 

マックスマーラは年俸制となっており、基本給に年に2回ボーナスが支給されるという給与体系となっています。海外ブランドのなかでは、給与額は低めですが、安定性が高いので、満足している社員が多くなっています。

 

しかしながら、過去には、リーマンショックの時に年収が下がるなど、市場環境や会社の業績に、個人の年収が左右されることもあるので、絶対はないということは、頭に入れておいたほうがいいです。

 

昇給は年に1回ありますが、役職についていないと昇給額は少なく、勤務期間が長いというだけでは、大幅な給与アップは期待出来ません。収入を増やすためには、社員等級を上げる、管理職に昇格するなど、ポジションアップが必要不可欠と考えてください。

 

人事評価・組織体制について

マックスマーラの人事評価制度ですが、目標達成度合いをベースにした評価となるため、実力がある人が、正当に評価される傾向にありますが、最終的には、上司の査定によって評価内容が決まるため、不公平感が出ることもあるようです。過去には、評価の公平性に不満を抱き、退職することを決断した人も存在します。

 

ちなみに、大型店では、予算が大きく設定されているため、目標達成の難易度が高く、人事評価もマイナスになりがちであり、むしろ、中規模店舗で働くスタッフのほうが、高評価を得やすいと感じる販売員が多くなっています。

 

職場の雰囲気としては、アットホームな感じで、落ち着いた部署が多く、残業も少ないので、ノンビリと働くことが出来ます。その反面、全体的にハングリーな人が少ないため、あまり仕事に力を入れすぎると、一人だけ浮いてしまったりします。

 

バリバリ仕事に取り組みたいという人だと、マックスマーラジャパンの社内風土に合わず、仕事を続けることは難しいかもしれません。

 

マックスマーラのワークライフ・バランスについて

マックスマーラは、忙しい部署が少なく、繁忙期や大きなプロジェクトが進行中の時期以外では、残業が殆ど発生しないため、プライベートと仕事の両立はしやすいです。有給も取りやすく、休日出勤が必要になるようなケースもほぼないため、ワークライフ・バランスは優れていると言えます。

 

女性の働きやすさ

マックスマーラは、女性社員の割合が高く、女性管理職も存在しており、昇進に男女差はありません。女性だからといって、特に不利な状況に置かれたり、不公平感を覚えるといったことは、まず無いでしょう。

 

また、産休・育休制度が整っており、取得も容易にできるので、子育てをしながら働くことも可能です。復帰後は、時短勤務制度を利用することも可能です。近年では、時短勤務を使える期間が延びたので、ますます子育てがしやすい環境となっています。

 

ただし、時短勤務をすることで、他の社員の負担が増えるので、気配りや感謝の気持ちなどでフォローするなど、職場の人間関係を良好に保つことが大前提となります。こういった配慮を忘れなければ、子育てに対する理解度が高い会社なので、何ら問題はありません。

 

マックスマーラジャパンの転職先としての価値

ここまで、マックスマーラジャパンの特徴についてお伝えしてきましたが、一言でいえば、ノンビリ働きたいという人、マイペースで仕事に取り組みたいという人、プライベートを大切にしたいという人に向いている会社です。

 

一方、バリバリ働いて高収入を得て、キャリアアップも目指すといったタイプの人だと、満足度は低くなると思います。

 

このあたりの色がハッキリしている会社なので、自分が会社に求めるものと照らし合わせながら、マックスマーラジャパンへの転職を目指すのかどうか、判断するようにしてください。

 

なお、先ほど触れた、アパレル系の転職会社に相談すれば、このあたりの相性について、アドバイスを受けることも可能ですし、彼らは他社の状況にも精通しているので、マックスマーラジャパン以上に向いている会社があれば、紹介してもらうことも可能です。

 

何かと便利な存在なので、ぜひ活用してみてください。

 

<アパレル系転職会社>