パレモの中途採用事情

 

デイジーメリー、リルデシュシュ、ルディックパークなど、様々なレディースブランドを運営するアパレルメーカー、パレモ。1984年の創業以来、婦人衣料の専門店を全国に展開しており、イオンやユニーが運営するショッピングモール内での出店が多くなっています。

 

海外企業の国内市場進出や販売チャネルが多様化していることにくわえて、少子高齢化による国内市場の縮小などによって、経営は厳しい環境にあります。近年、フェニックス・キャピタルグループを親会社にして、財政再建中です。

 

基幹事業の収益回復に注力している状況ですが、それに伴い、組織改編が進んでおり、人材の入れ替わりも起こっています。そのため、優秀な人材を外部から獲得することに力を入れており、新卒・中途問わず、求人案件が多数発生しています。

 

このページでは、パレモにおける中途採用求人の傾向、及び、社員年収、就労環境などについてまとめていますので、転職活動の際に、役立ててください。

 

目次

パレモの中途採用求人の傾向

中途採用については、販売(ショップスタッフ)・営業・バイヤー・MD・ディストリビューター・コーディネーターなど、様々な職種において、求人が発生しています。詳細に関しては、求人情報サイト『ジョブまる』に掲載されています。
http://palemo.q16c.com/

 

販売職の募集案件が中心となっており、ショップ店員経験者を募集する求人が中心ですが、それに加えて、未経験者でも応募可能な求人も出ているので、経験が乏しい人でも採用される可能性が、十分にあります。

 

一方、総合職については、職種を問わず、該当業務に関する実務経験が必須となるので、未経験者が採用される可能性はゼロに近いと考えてください。ただし、職種によっては、前職の業種は不問となっているので、異業種からの転職については、問題なしです。

 

なお、雇用形態に関して、総合職は正社員となりますが、販売職は、契約社員、もしくはアルバイトとしての採用となるのが、一般的です。(優秀な勤務実績を挙げて、店長に昇格した場合には、正社員に切り替わるケースが多いです。)

 

ちなみに、総合職は、転勤を伴う異動の可能性があるナショナル社員となりますが、販売職はナショナル社員とエリア社員(勤務先地域限定社員)を選べるようになっているので、自分の生活環境などを加味して、選択してください。

 

ちなみに、ナショナル社員のほうが、給与が高めに設定される傾向にあるので、転勤になっても構わないということであれば、こちらを選択したほうが賢明です。

 

転職エージェント活用のススメ

パレモは、転職エージェント経由でも、募集をかけており、特に総合職に関しては、エージェントを通して応募したほうが、給与が高めに設定されるなど、優遇を受ける傾向があります。

 

アパレル業界に強いエージェントであれば、パレモの求人を押さえているケースが多いので、興味がある人は、一度連絡を取ってみたほうがいいです。このページの最後に、代表的な転職エージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

(なお、販売職に関しても、経験者の場合、エージェント経由のほうが、好条件で転職出来る可能性が高いです。)

 

補足)パレモの社員年収・昇給制度について

パレモに勤務する社員の年収ですが、具体的な年収事例をいくつか挙げると、下記の通りとなります。(販売職、総合職に分けて並べておきます。)

 

【販売職】

  • 20代 販売員(アルバイト) 年収120万円
  • 20代 ショップスタッフ(契約社員) 年収180万円
  • 24歳 販売スタッフ(正社員) 年収260万円
  • 28歳 販売スタッフ(正社員) 年収340万円
  • 27歳 店長 年収350万円
  • 32歳 店長 年収450万円

【総合職】

  • 27歳 人事 年収240万円
  • 26歳 事務 年収250万円
  • 42歳 管理部門 マネージャー 年収700万円
  • 30歳 バイヤー 年収380万円
  • 30歳MD 年収450万円
  • 34歳MD 年収600万円
  • 32歳 営業 年収550万円

 

正社員や一部の契約社員に対しては、月給にプラスして、ボーナスが支給される給与体系となっており、残業代に関しては、全社員共通で、全額支給となっています。

 

昇給については、年1回、給与額が見直しされる機会が設けられていますが、毎年上がるということはなく、かつ、上がったとしても、少額にとどまるケースが多いです。同業他社と比較すると、低めの給与水準のため、生活が苦しいと感じる社員も存在しているので、注意が必要です。

 

その一方で、各種手当などの福利厚生がしっかりとしていることに加えて、忙しい部署が少ないので、自分の時間を大切にして、マイペースに仕事をしたい人にとっては、まずまず働きやすい職場と言えます。

 

パレモの評価制度について

パレモでは、半年に一度行われる面談で、仕事における意欲や実績について報告をしたうえで、直属の上司から査定を受けるようになっています。評価基準は明確になっているので、年齢に関係なく、努力次第で、高評価を得て、キャリアアップを勝ち取ることが可能です。

 

また、パレモは、やる気を見せれば、年齢や就労年数にかかわらず、様々なことにチャレンジさせてもらえる会社です。入社直後から、企画を提案することが出来るので、成長意欲が高い人にとっては、やり甲斐を感じることが出来る環境だと思います。

 

なお、前述したように、パレモは給与水準が低いので、管理職についても、高所得を得ることは難しく、実力がある人の場合、より高い賃金をもらえる同業他社へ転職するというケースが非常に多くなっています。

 

パレモは、自由に色々な仕事をやらせてもらって、他社よりも、早いペースで自分を成長させられるので、キャリア志向が強い人の場合、この会社で経験を積んだうえで、再転職を目指すという方向性で働いたほうが、無理がないでしょう。

 

教育制度・成長環境について

パレモの教育制度ですが、社内研修制度や勉強会が定期的に開催されるので、スキルや知識を得るチャンスは多くなっています。また、管理職でなくても、重要な会議に参加出来る機会があるので、経営について学びやすい環境です。

 

同時に、先ほども述べましたが、比較的自由に働ける会社なので、意欲さえあれば、日々の仕事のなかで、様々な経験を積んだり、周囲をリードする形で仕事を遂行したりすることで、業務スキルやコミュニケーション能力を向上させることが出来ます。

 

さらに、管理職になると、経営的な視点で仕事に携わることが出来るので、現場で学ぶことが大きいと感じる人は、非常に多いです。

 

ワークライフバランスについて

パレモは、残業を減らしていく方針をとっているので、仕事とプライベートのメリハリをしっかりと付けることが出来ます。

 

休みに関しても、計画的に業務をこなしておけば、休日出勤を余儀なくされるようなことはないですし、有給休暇も取りやすい状況なので、ワークライフバランスについては、問題なしの企業と言えます。

 

ただし、人員削減が行われた直後の部署だと、深夜残業や休日出勤が常態化してしまい、状況を改善するために、追加人員の募集をかけるということがあり、当然、こういった部署に配属されると、最初から激務に追われることになるので、注意が必要です。

 

仕事が第一なので、忙しくても構わないという人は別ですが、ワークライフバランスを重視する人は、転職後、配属が想定される部署の状況について、事前に確認しておくことをオススメします。

 

女性の働きやすさについて

パレモは、女性社員が数多く働いている会社なので、女性にとっては、働きやすい職場環境となっています。業務内容に関して、男女で差が付けられることはないですし、キャリアアップの機会についても、平等です。

 

また、パレモは子育て支援体制が充実している会社でもあり、産休・育休の取得が簡単に出来ますし、子供が小さなうちは、時短勤務を選択することが可能なので、職場復帰もしやすいです。

 

ただし、一人当たりの仕事量が多い部署だと、時短勤務を許さない雰囲気があり、居づらくなって、やむなく退職するという社員もいるので、気をつけてください。

 

パレモの転職先としての価値

ここまで、パレモの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、実績重視の人事評価を下す会社なので、キャリア志向が強い人に向いている企業と言えます。

 

給与水準が低いため、高所得を目指している人の場合、満足出来ない可能性がある一方、業務量が少ない部署が大半を占めているので、家族との時間や自分のプライベートの時間を大切にしたいといった考えを持っている人にとっては、働きやすい会社と言えます。

 

このように、パレモの転職先としての価値は、考え方によって大きく変わってくるので、自分に合う会社なのかどうかということを冷静に見極めたうえで、転職の判断を下すようにしてください。

 

最後に、アパレル業界に強い転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは、パレモの社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うようでしたら、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になります。

 

また、エージェントは、様々な企業の求人情報を押さえているので、他社のことについて、聞いてみるのもアリです。パレモ以上に、魅力的な会社を紹介してもらえるかもしれないので、興味がある人は、パレモのこととあわせて、話をしてみてください。