アダストリアの中途採用情報~年収、評価制度、就労環境、etc~

 

カジュアル衣料品や雑貨を中心としたブランドを展開するアダストリア。近年、若い女性向けのブランドの売上が上昇、業績が回復していることもあり、全国のショップで働く販売職や東京本社勤務となる総合職、どちらの職種においても、中途採用案件が発生しています。

 

このページでは、アダストリアの中途採用求人の状況や、転職者の年収や就労環境などについて、まとめているので、参考にしてください。

 

目次

中途採用の募集内容・選考プロセスについて

アダストリアの中途採用情報ですが、ホームページ上の採用情報ページ内で掲載されており、販売職・総合職の募集案件が常時出ています。

 

総合職においては、デザイナー・生産管理・MD・営業・マーケティング・生産管理・経理・人事など、様々な職種において求人が発生しています。どの職種に関しても、該当業務に関する実務経験を有することが必須応募条件となります。

 

なかには、実務経験5年以上といったハードルが高い案件も出ていますが、それだけに、高収入を狙うことも可能なので、条件をクリアしている人は要チェックです。(他業種における経験が認められるケースもあるので、アパレル業界の経験がない人にもチャンスがあります。)

 

販売職については、中途の場合、正社員・契約社員の求人が出ており、未経験者でも応募出来る案件が多くなっています。全国の各店舗が対象となるので、勤務先地域については、入社時に自由に選べる余地があります。

 

ただし、数年後には別地域の店舗への転勤となる可能性があるので注意が必要です。転勤は避けたいという人は、地域限定スタッフの求人に応募することをオススメします。こちらであれば、決まった場所で勤務出来るので、転居を伴う異動はありません。

 

アダストリアの社員年収・給与制度について

アダストリアの社員年収ですが、雇用形態や職種によって違いがあります。代表的な年収事例としては、下記の通りとなります。

 

【販売職】

  • 28歳 販売スタッフ 年収300万円
  • 25歳 販売員 年収350万円
  • 31歳 店長 年収450~550万円
  • 店舗スタッフ(非正規) 年収200万円

 

【総合職】

  • 29歳 生産管理 年収450~500万円
  • 30歳 営業 年収520万円
  • 34歳 人事 年収600万円
  • 38歳 営業マネージャー 年収900万円
  • 39歳 生産管理課長 年収800万円
  • 41歳 MD 年収550万円

 

アダストリアは、業績にもよりますが、総合職の場合、ボーナスが支給されることもあり、同業他社に比べて、給与水準は高めとなっています。管理職であれば、年収1000万円クラスの給与をもらえる可能性もあります。

 

販売職に関しても同様であり、近隣の他社店舗よりも給与水準は高めですし、残業代もきちんと支払われるケースが大半です。なお、派遣社員であっても、将来エリアマネージャーなどの管理職になることが可能なため、キャリアアップ・高収入を目指すことが出来ます。(その場合、正社員として再登用されることになります。)

 

人事評価・昇給制度について

アダストリアの人事評価制度は、販売職の場合、売上実績が評価のベースとなりますが、上司によって評価方法が変わるため、不透明な部分が多く、不満に感じる人もいるようです。

 

なお、アダストリアでは、会社から課せられるノルマがあるわけではありませんが、個人業績に対する目は厳しく、実績を出せないと、周囲からの評価が悪くなり、働きづらくなるという傾向があるので、プレッシャーを感じやすい環境と言えます。

 

一方、総合職については、様々な観点から評価する人事考課制度が整っており、評価内容について、納得している従業員が多いです。ただし、適当に評価する上司もいて、働く部署によっても違ってくるという一面があることは覚えておいたほうがいいです。

 

現在、アダストリアは売上が好調のため、定期昇給が実施されていますが、昇給額はそれほど多くないので、管理職にならないと高収入を得ることは難しいと考えてください。また、業績が悪くなった場合には、昇給自体が停止される可能性が高いので、このへんも割り引いて考えておく必要があります。

 

アダストリアのワークライフ・バランスについて

アダストリアは、会社として残業を出来るだけ無くそうという方針を立てており、仕事が終わらず残っていると評価が悪くなるので、勤務時間内に業務を完了させる努力が必須となります。

 

だからといって、社員1人当たりの業務負担が少ないというわけではなく、膨大な仕事量を抱えて、休日出勤を余儀なくされるケースが珍しくないですし、自宅に仕事を持ち帰って業務処理をしている社員もいます。休みに電話がかかってくるなど、オンとオフの差が付けにくい環境とも言えます。

 

管理職になると、さらにこの傾向は強くなり、休みの少なさや業務量の多さに辟易して、退職する人もいます。ただし、職場によって業務負荷に大きな違いがあり、しっかり休みを取ってプライベートも楽しみながら働いている社員も存在するのも事実です。

 

そのため、中途でアダストリアに転職する時には、入社時に自分が配属される部署の勤務状況について、細部まで確認することをオススメします。

 

女性の働きやすさ

アダストリアは昇進に関して男女差はありません。女性社員の割合が高い会社であり、かつ女性管理職も多いので、女性が男性と同じように働ける会社です。ただし、仕事量が多い部署だと、体力的・精神的にきつくなり、会社を辞める人もいます。

 

特に、販売職においては、体力的に男性に劣ってしまう部分がどうしても出てくるので、厳しい状況と言えます。(女性だからといって、このあたりで配慮されることはありません。男性と同じだけの業務をこなすことが求められます。)

 

産休・育休については、会社が取得を推奨していることもあり、休みを取る人が多く、復帰後も時短勤務などで対応してもらえるので、職場に戻りやすい環境にはなっています。

 

ただし、忙しい職場では、休みを取ることが物理的に難しく、産休・育休を取得しにくい雰囲気なので、結婚や妊娠を機に退職する社員もいるということは、頭に入れておいてください。

 

アダストリアへの転職を目指す時の注意点

このように、アダストリアは部署による就労環境の違いが大きな会社であり、転職を目指す時には、『どの部署に?』というのが、とても重要になってきます。そういった意味では、アダストリアということで一まとめにするのではなく、部署が違えば別会社と捉えるぐらいのほうがいいです。

 

就労環境が良ければ、アダストリアは給与条件がアパレル業界のなかでも、トップクラスの会社なので、転職先として文句なしです。ただし、激務に追われるような部署に配属されると、収入がよくても、満足は出来ないという結果になる可能性もあるので要注意です。

 

だからといって、一個人が外部から、アダストリアの内情について把握するのは難しいので、この点については、アパレル企業への転職支援に長けている転職エージェントに相談することをオススメします。

 

彼らは転職のプロなので、その会社の実情を常に押さえていますし、他社の情報も得ているので、あなたにとってアダストリアが最適な転職先なのかどうか、客観的に評価してくれます。場合によっては、他社を薦められるかもしれませんが、いずれにしても、アドバイスを受けて損することはないので、是非一度話を聞いてみてください。

 

下記のエージェントであれば、アパレル業界に精通しているので、相談先として最適です。