ヴァンドームヤマダの中途採用事情

 

ヴァンドーム青山など、6つのハウスブランドと、7つのライセンスブランドを扱っているジュエリーブランド、ヴァンドームヤマダ。ブライダルジュエリーをはじめとする高級ジュエリーが有名なブランドですが、カジュアルなアクセサリーも展開するなど、ラインの拡充を進めています。

 

数年前までは、赤字に苦しんでいましたが、近年、独自ブランドの売れ行きが好調ということもあり、順調に利益を生み出すようになり、会社の財務状況が劇的に改善しています。

 

こういった追い風を受け、さらなる増収増益を目指して、攻める姿勢を強化しており、それに伴い、ヴァンドームヤマダにおいては、求人需要が高まっています。

 

優秀な即戦力の人材を求める動きが強いため、中途採用案件についても、多数、募集がかかっています。このページでは、ヴァンドームヤマダにおける中途採用求人の傾向、及び、社員年収、就労環境などについてまとめていますので、転職活動の際に、参考にしてください。

 

目次

ヴァンドームヤマダの中途採用求人の傾向

中途採用求人の詳細については、公式サイト内にある採用情報ページにおいて、掲載されています。売上拡大に注力していることもあり、販売職であるジュエリーアドバイザーや、法人営業・ECサイト運営・ECサイト企画営業など、営業系の職種を中心に、募集がかかっている状況です。
https://vendome.jp/recruit/

 

どの求人に関しても、実務経験が求められており、職種によっては、マネジメント経験も応募条件に含まれることがあります。また、ECサイト関連の求人については、必要とされるスキル・経験が求人ごとに細かく指定されているので、個々に確認するようにしてください。

 


総合職については、商品企画・デザイナー、マーケティング、広報、人事、経理財務、法務、経営企画といった職種においても、募集がかかることがありますが、上記の販売職、営業職と比較すると、求人の発生頻度は限定されます。

 

そのため、こういった職種での転職を目指している人は、求人情報をこまめにチェックするか、もしくは、アパレル業界に強い転職エージェントに休職者登録(会員登録)をして、新規求人が発生した時に、通知してもらえるようにしておくことをオススメします。

 

大手のエージェントであれば、ヴァンドームヤマダの中途採用求人を扱っているので、情報源として活用出来ます。

 

なお、エージェントは、販売職、営業職の求人についても押さえているので、これらの求人情報を入手するための情報源としても、利用可能です。

 

ヴァンドームヤマダの社員年収・昇給制度について

ヴァンドームヤマダに勤務する社員の具体的な年収額ですが、下記に幾つか、職種別の具体例を挙げていますので、参考にしてください。

 

【販売職】

  • 24歳 ショップスタッフ 年収200万円
  • 33歳 ジュエリーアドバイザー 年収290万円
  • 40代 店舗チーフ 年収350~380万円
  • 35歳 店長 年収440万円

【総合職】

  • 32歳 デザイナー 年収340万円
  • 40代 人事 年収430万円
  • 37歳 法人営業 年収520万円
  • 29歳 VMD 年収340万円
  • 31歳 ECサイト企画営業 年収330万円

 

ヴァンドームヤマダの給与体系は、基本給に年2回のボーナスが支給されるといったオーソドックスなものとなりますが、賞与額は微々たるものなので、あまり期待しないほうがいいです。

 

基本給自体もそれほど高いわけではないので、年収水準が低めのアパレル業界のなかでも、平均をやや下回るぐらいの、低めの給与設定と考えてください。昇給に関しても、不透明な部分が多く、定期的に給与が上がる可能性は、低いです。

 

しかしながら、近年、業績が良くなってきていることもあり、基本給が上がるようになっていますし、ボーナスも増額されています。加えて、残業代についても、全額支給されるようになるなど、待遇面は改善されてきています。

 

あくまでも、ここ1~2年の事例とはなりますが、上記の年収例に、数十万円プラスといった状況にはなってきており、さらなる改善も見込めそうなので、ヴァンドームヤマダへの転職を考えている人は、最新の給与事情について、確認しておくことをオススメします。

 

(ヴァンドームヤマダに直接問い合わせてもいいですし、それで教えてくれなかった時には、転職エージェントの担当者に聞けば、すぐに回答してくれるはずです。)

 

ヴァンドームヤマダの評価制度について

ヴァンドームヤマダは、勤続年数とともに、昇進していく年功序列制度を用いている企業です。人事評価については、基準が曖昧と感じる社員が多く、直属の上司の好き嫌いで査定されることもあります。

 

このことから、いくら実力があっても、能力が認められず、高評価を受けることが出来ないため、優秀な人材が退職してしまうケースが多々あるようです。このような環境だと、上昇意欲のない人ばかりが残ることになり、雰囲気がドンヨリした職場になってしまうので、注意が必要です。

 

なお、こういったことは、業績が低迷している企業に特徴的なことであり、業績の改善とともに、社内が活気づいて、より実力重視の評価に変わることは珍しくありません。

 

そのため、ヴァンドームヤマダも、今後は、状況が違ってくるかもしれませんが、これまではこうだったという事実は、頭に入れておいたほうが賢明です。

 

教育制度・成長環境について

ヴァンドームヤマダは、社内教育に力を入れており、商品やビジネスマナーの基礎を学べる初心者向けの勉強会から、業務に関する高度な専門知識・スキルを習得するための研修会まで、様々な教育プログラムが用意されています。

 

また、ヴァンドームヤマダは、意欲がある人間に対して、重要度の高い仕事を割り当てる傾向が強い会社なので、やる気さえあれば、日常業務を通じて、幾らでも自分を高めることが出来る環境です。

 

ちなみに、現役社員の声としては、特に、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルが鍛えられたというものが多いです。

 

ワークライフバランスについて

ヴァンドームヤマダは、繁忙期以外は、比較的休みが取りやすく、残業も少ない企業なので、ワークライフバランスは、悪くありません。計画的に業務を遂行出来る人であれば、まず確実に、自分の時間を確保することが出来る環境です。

 

ただし、長期休暇については、会社が推奨していないこともあり、取得しにくい傾向にあると考えてください。

 

また、部署によっては、稀に有給が取りにくい雰囲気の職場も存在するので、プライベートを重視する人は、配属先の状況について、事前に調べておくことをオススメします。

 

女性の働きやすさについて

女性の働きやすさについては、ヴァンドームヤマダの場合、販売職と総合職で、全く別物と言っていいぐらい、状況が異なります。販売職の場合、女性スタッフの比率が高いこともあり、男女平等です。

 

キャリアパスも開かれており、店長・エリアマネージャー・SVといった管理職に占める女性の割合は非常に高いです。

 

一方、総合職だと、男性社員が中心となることもあり、典型的な男性社会となっています。重要な仕事は、男性に優先的に回されていますし、会議などにおいても、女性の意見が反映されない傾向が強いです。

 

セクハラがあったり、不当な扱いを受けたりということはないので、普通に仕事をする分には、大きな問題はないのですが、バリバリ働いて、キャリアアップを目指すようなタイプの人だと、やりづらいと思います。

 

一方、産休や育休といった育児支援制度については、よく整備されており、多くの社員が利用しています。

 

復帰後には、時短勤務を選択出来ますし、子供の病気などを理由とする、急な休みの取得についても認められているので、子育てをしながら働きたい人にとっては、やりやすい環境です。

 

ヴァンドームヤマダの転職先としての価値

ここまで、ヴァンドームヤマダの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、ここ数年で大きく動いている会社なので、職場の状況についても、変化する可能性があります。そのため、このページに書いてあることが、今後も当てはまるかどうかは分かりません。

 

長年続く社風というものもあるので、180度ガラッと変わるということはないかもしれませんが、細部では、色々と変化が生じる可能性があります。そのため、このページの内容を参考にしつつも、最新の状況について、確認することをオススメします。

 

ヴァンドームヤマダの中途採用求人を扱っている転職エージェントに問い合わせれば、このあたりの社内事情については、すぐに教えてくれるので、興味がある人は、連絡を取ってみてください。

 

<アパレル業界に強い転職会社>


転職エージェントは様々な企業の求人情報を押さえているので、他社のことについて聞いてみるのもオススメです。(ヴァンドームヤマダ以上に魅力的な会社を紹介してもらえる可能性が、十分にあります。)

また、転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。