世界中に、根強いファンを持つ、イタリアのプレミアム・カジュアル・ブランド、ディーゼル。『DIESEL』、『DIESEL BLACK GOLD』、『DIESEL KID』の3ブランドを展開、アパレルだけでなく、各種インテリアやテーブルウェアといったホームコレクションを通じて、独自のライフスタイルを提案しているブランドです。
そのディーゼル製品の日本市場における、輸入販売事業を担っているのが、ディーゼルジャパン。メンズ、レディースのアパレルから、シューズ、バッグ、アクセサリー(ジュエリー)、時計、サングラス、アンダーウェア、フレグランスまで、多彩な商品を展開しています。
業績は順調に推移しており、組織規模を拡大しているため、新卒・中途を問わず、人材採用を積極的に行っています。
このページでは、ディーゼルジャパンにおける中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、就労環境などについて、まとめていますので、参考にしてください。
目次
ディーゼルジャパンの中途採用求人の傾向
中途採用に関しては、販売職の募集案件が中心となっており、エリア別、ブランド別に、常時多数の求人案件が発生しています。未経験者でも応募可能な案件が多くなっているので、販売経験がない人でも、キャリアをスタートすることが可能です。
雇用形態に関しては、正社員、もしくはアルバイトとなり、アルバイトに関しては、学生や扶養範囲内の人のみが対象となります。
一方、総合職については、営業、マーケティング、広報といった職種を中心に、様々な職種において、求人が発生していますが、タイミングによって、対象となる職種が変わってくるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。
(中途の場合、常時、同じ職種の求人が発生しているわけではないので、気になる案件を見つけた場合には、即行動することをオススメします。)
なお、総合職の場合、実務経験があることが、必須応募条件となる求人ばかりです。また、海外勤務を前提とした採用の求人もあり、こちらは、ビジネスレベルの英語力も必要になってくると考えてください。
求人情報の入手方法
ディーゼルジャパンの公式サイト内には、現在、募集がかかっている求人の一覧が掲載されているので、そちらから求人情報を入手することが可能です。
https://www.diesel.co.jp/info/#jobs
また、中途に関しては、転職会社経由でも募集をかけているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが出来ます。
公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報に違いはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人案件を扱っているので、ディーゼルジャパン以外の求人のことについても知りたいという時には、まとめて教えてもらえるので、便利です。
このページの最後に、ディーゼルジャパンの中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、うまく活用してください。
ディーゼルジャパンの社員年収・昇給制度について
ディーゼルジャパンに勤務する社員の給与水準ですが、具体的な年収事例を幾つか挙げると、下記の通りとなります。
- 販売 20歳 年収250万円
- 販売 23歳 年収220万円
- 販売 24歳 年収250万円
- 販売 27歳 年収280万円
- 販売 28歳 年収250万円
- 販売 31歳 年収350万円
- 販売 店長 30歳 年収450万円
- 販売 店長 30歳 年収400万円
- 販売 店長 33歳 年収480万円
- 販売 店長 34歳 年収500万円
- マーケティング 28歳 年収430万円
- 広報・宣伝 28歳 年収420万円
- 営業 37歳 年収360万円
- スーパーバイザー・エリアマネージャー 課長クラス 32歳 年収550万円
ディーゼルジャパンでは、基本給に加えて、目標達成率に応じたインセンティブが支給される給与体系となっており、勤務先によっては、地域手当も支払われます。また、会社の業績次第ですが、決算一時金として、特別ボーナスが支給されることもあります。(ここ最近では、毎年、支払われています。)
残業代については、みなし残業制度を取り入れていますが、ディーゼルジャパンは、残業がそれほど多くないので、残業の実働分よりも、手当のほうが多くなるというのが、通常のパターンです。
かつ、みなし残業を越えた時には、追加の残業代をもらえるので、従業員から見て、お得な制度設計となっています。
福利厚生に関しては、雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金といった社会保険が完備されているほか、自己啓発支援制度などが用意されており、会社の業績によっては、社員旅行が催行される年もあります。
ちなみに、これらは、正社員のみが対象となりますが、アルバイトでも、利用出来る福利厚生として、社員割引制度があり、頻繁に使っている人が多いです。
昇給については、年に1回、チャンスがありますが、ポジションが変わらない限り、大幅な給与アップは望めず、どれだけ優秀な成績を残しても、数千円アップにとどまると考えてください。
ただし、ポジションが上がれば、給与が上がるので、管理職へキャリアアップすることで、大幅な収入増を達成することは、可能です。
中途採用で入社する時の注意点
中途採用の場合、前職までの経歴・実績をもとに、給与額が算出されることになりますが、ここは交渉次第という要素もあるので、ディーゼルジャパンから提示された金額に納得がいかない時には、そのまま受け入れるのではなく、希望条件を伝えて、話し合うようにしてください。
前述したように、ポジションが変わらない限り、大幅に給与が上がることがないので、ここで妥協してしまうと、入社後、後悔することになりかねません。ある意味、転職時というのは、最も給与を上げやすいタイミングと言えるので、しっかりと交渉するようにしてください。
なお、こういった条件交渉の経験がなく、どう進めていいか分からないということであれば、前述した転職会社に交渉を代行してもらうことも可能です。
彼らは、転職のプロなので、この手の話し合いに長けており、状況に合った最善な方法で交渉してくれます。実際に、条件アップに成功するケースが多いので、交渉が苦手という人は、自分でどうにかしようとせず、転職会社に相談することをオススメします。
ディーゼルジャパンの評価制度について
ディーゼルジャパンの評価制度は、個人目標の達成度合いをベースに、直属の上司が査定を行うといったものとなりますが、部署によっては、チームでの実績も、評価項目の一つとなっており、その場合、コミュニケーション能力が高い人ほど、高評価を受ける傾向があります。
販売や営業のように、実績を数字で表現出来る職種については、数字が評価の絶対的な評価指標であり、高評価を得るためには、分かりやすい結果を出すことが、必要不可欠となります。
一方、事務など、仕事のパフォーマンスを数字に反映するのが難しい部署の場合、成果だけでなく、努力する姿勢など、プロセス評価に重点が置かれているので、真面目に仕事に取り組むことが、重要となってきます。
なお、こういった職種に関しては、昔は、評価基準が曖昧で、評価が不透明と、社員から不満の声が出ていましたが、最近は、査定内容の改善を図っていて、社内の納得度感は、かなり上がっており、今現在においては、それほど心配する必要はありません。
教育制度・成長環境について
ディーゼルジャパンの教育制度はしっかりと整備されており、商品知識や初歩的な業務については、入社時に行われる基礎研修で学べます。(経験者の場合、スキルに応じて、研修内容が簡素化されるケースもあります。)
また、ディーゼルジャパンは、OJTの仕組みがしっかり機能しており、特に初心者の場合、上司や先輩スタッフからの指導を受けながら、業務を遂行することになるので、現場で働きながら、仕事に必要な知識をブラッシュアップしていくことが可能です。
自分がやりたいことを上司に明確に伝えることができれば、年齢に関係なく、大きな仕事でも任せてもらえる会社ですし、そこで失敗したとしても、それがマイナス評価につながることは、一切ありません。
そういった意味では、思いきって、色々なことに挑戦出来るので、前向きな姿勢があれば、自らの力で、どんどん経験を重ねて、成長していける環境と言えます。
なお、ディーゼルジャパンでは、社内インターンシップ制度が実施されており、あらかじめ定められた期間内であれば、他部署の業務に携わることが出来るので、こういった機会を利用して、関心がある別職種に対する理解を深めることが可能です。
そこをきっかけに、別の部署への異動を申請するといったことも出来るので、使い方次第では、キャリア形成を図るうえで、かなり有用な制度となります。
ちなみに、この制度を利用するためには、面接や試験をパスする必要があるので、日頃から、そのための準備をしておくことが重要です。
ワークライフバランスについて
ディーゼルジャパンは、繁忙期以外は、残業が少ない部署が大半を占めており、急な仕事が入ることも少ないので、プライベートと仕事の両立はしやすいです。
また、仕事が忙しい部署でも、自分が任された業務をこなしている限り、定時に帰宅しても何も言われないので、無駄に毎日遅くまで残業するといったことは、まずありません。
有休に関しては、一部、消化率が悪い部署もありますが、基本的には、こちらも状況としては悪くなく、希望通りに取得出来る部署ばかりです。(ただし、まとめて取得して、長期休暇を取るというのは、難しいようです。)
なお、ディーゼルジャパンでは、一定の勤務期間ごとに、リフレッシュ休暇(4日程度)が与えられるようになっており、ここに有休を組み合わせるということは、認められているので、このタイミングで長期休暇を取る人は多いです。
ちなみに、これは補足ですが、ディーゼルジャパンは、社員同士の仲が良く、休みの日に、みんなで遊びに行くというケースが多いようですが、こういったことは苦手という人もいると思います。
これは、強制ではなく、参加しなくても問題はないので、嫌な場合には、ハッキリ断るようにしてください。
女性の働きやすさについて
ディーゼルジャパンは、女性比率の高い会社ということもあり、女性が働きやすいように、環境整備が進められています。
仕事の内容についても、男女差はなく、昇進や昇給の機会に関しても、男女平等なので、キャリア志向が強い女性にも、オススメ出来る会社です。(ちなみに、女性管理職の比率は、20%を超えています。)
育児支援体制についても、産休・育休が整備されており、実際に取得している女性社員が数多く存在しますし、妊娠から産前休暇までの間に取得可能な、マタニティ休暇といった制度も用意されており、このあたりのサポート体制は手厚いです。
復帰後には、時短勤務制度を使えるので、仕事と子育ての両立も可能です。今現在においても、時短で働いている女性社員が多く、早めに退社することが普通の雰囲気となっており、気を使う必要がないので、その点は安心してください。
ディーゼルジャパンの転職先としての価値
ここまで、ディーゼルジャパンの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、教育体制が整っており、様々な技術やスキルを学べる環境なので、成長意欲が高い人には、オススメの会社です。
特に、女性に対しては、働きやすい環境が整っており、キャリアアップが目指せる会社でもあるので、より一層、推奨出来ます。
その反面、給与・福利厚生などの待遇面、就労環境については、決して悪くはないのですが、同業他社と比べて、ダントツで良いということでもないので、このあたりは、他社との比較ということには、なってくると思います。
下記に、ディーゼルジャパンの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは、様々な企業の求人情報を保有しているので、ぜひ、他社の求人のことについても、話を聞いてみてください。
(ディーゼル以上に、魅力を感じる求人が見つかる可能性は十分にあります。)
<ディーゼルジャパンの中途採用求人の取り扱い実績が豊富な転職会社>
※補足
このなかで、『リクルートエージェント』、『マイナビエージェント』の2社については、総合系の転職会社なので、様々な業種の企業の求人案件を押さえています。もし、アパレル以外の業種の会社に興味があるようでしたら、この2社に相談してみてください。