画像出典:xperiane (Extremely busy)
若い女性に人気のアパレル・バッグ・ジュエリーブランドを展開するサマンサタバサ。1994年の創業以来、堅調に推移しており、今では、社員2000名を抱える企業に成長しています。現在も、サマンサタバサの人気は好調であり、人材登用を積極的に行っています。
このページでは、サマンサタバサジャパンリミテッドの中途採用求人の内容や転職者の年収などについてまとめていますので、参考にしてください。
目次
中途採用の募集内容・選考プロセスについて
サマンサタバサジャパンリミテッドの中途採用は、アルバイトとして接客販売などに従事する店舗スタッフの募集案件が中心となります。(障がい者採用にも積極的な姿勢を見せており、多数の求人が出ています。)
関東地方から九州地方まで、全ての店舗において、募集がかかっており、希望する地域で働くことが可能です。ただし、近隣店舗への配属となる可能性もあるので、この点は頭に入れておいてください。
サマンサタバサのストアスタッフには、サマンサタバサジャパンリミテッドに採用されるまで、アパレルで働いたことがなかったという未経験者が多く、現在も、未経験者の採用に積極的な会社なので、経験の乏しい人にも仕事を得るチャンスが十分にあります。
社員がスキルアップを図ることが出来るように、独自の研修制度が用意されていますし、良好な勤務実績を挙げたアルバイトスタッフを正社員として登用する制度、営業やMD、デザイナーといった総合職への社内転職を可能とするキャリア制度も用意されています。
自分の努力次第で、幾らでもキャリアを開いていくチャンスがあるので、アパレルでキャリアアップを図っていきたいという人にとっては、サマンサタバサは非常に良い企業です。
一方、総合職に関しては、中途で取ることは殆どないので、チャンスは限られたものとなっています。募集をかける時には、転職エージェント経由になるケースが大半なので、興味がある人は、今のうちにエージェントに登録しておくことをオススメします。
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このページの最後に、サマンサタバサの求人案件の取り扱い実績があるエージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。
サマンサタバサ社員の年収・給与制度について
サマンサタバサジャパンリミテッド社員の年収は、職種や採用方法によって異なります。代表的な年収事例を下記にまとめてみます。
【販売職】
- 22歳 販売員 年収260万円
- 22歳 販売準社員 年収220万円
- 27歳 ショップスタッフ 年収228万円
- 32歳 店長 年収294万円
【総合職】
- 25歳 広報・宣伝 年収379万円
- 26歳 アシスタントデザイナー 年収350万円
- 27歳 デジタルIT事業部リーダー 年収450~500万円
- 30歳 経理 年収350万円
サマンサタバサの給与体系ですが、販売職の準社員(アルバイト)は、時給制で賞与がないので、全体的に収入は低めであり、金銭面では苦労している人が多いようです。一方、正社員に対しては、ボーナスが支給されるので、その分、収入はアップします。
ただし、正社員だと、サービス残業を強いられることが多々あり、時給に換算すると、アルバイト以下になることもあるため、仕事量に対しての報酬額に納得がいかないという人が多数見受けられます。また、昇給についても、上がらないことが多く、仮に上がったとしても、極めて少額です。
結論として、販売職に関しては、幹部職に就かない限り、高所得は望めないのが実情であり、能力が高い優秀な人は、他社に転職してしまうケースが多くなっています。
一方、総合職においては、販売職よりも高い賃金を得ることができますが、同業他社と比較して、決して高い水準と言えず、アパレル業界の相場よりも低いと感じる社員の割合が高くなっています。
しかしながら、マネージャーとして採用されるような実力を持つ人材だと、前職までのキャリア次第ですが、業界水準を超えた非常に高い年収をもらっているケースもあります。
こういった人は、採用時に自分の経験やスキルをきちんと評価してもらっているので、高年収を望むのであれば、転職時に納得いくまで会社側と交渉することが重要です。
人事評価・昇給制度について
サマンサタバサジャパンリミテッドの人事評価制度ですが、評価方法が度々変わることに、不信感を抱く社員もいますが、基本的にはしっかりとした評価が為されている会社であり、実績に応じた評価を受けられるようになっています。
また、会社の方針として、チャレンジ精神のある人、積極的に努力する人、コミュニケーション能力の高い人物には高い評価が与えられています。
昇給については、前述したように、上がることもありますが、多くは現状維持となっており、アップした場合も少額となっているので、期待薄です。給与を上げたいのであれば、実績を残して、管理職へ昇進することが唯一の方法となります。
サマンサタバサジャパンリミテッドのワークライフ・バランスについて
部署や職種によっても違いはありますが、プライベートと仕事の両立は難しいと感じる社員が多くなっているのが現状です。販売職の場合、早番・中番・遅番のシフト制で、就業開始時間の差が大きいことに加えて、サービス残業がある店舗も存在するため、体調を崩す人もいます。
総合職だと、ポジションが上がるに連れて仕事量が増え、休みが取りづらくなります。仕事を持ち帰るなど、プライベートを削って、仕事をせざるを得ないというケースも見受けられます。ちなみに、販売職、総合職、どちらにおいても、有給を使うことは難しい職場となっています。
女性の働きやすさ
サマンサタバサジャパンリミテッドは、女性主体の会社なので、女性が昇進するのに、壁はありません。キャリアアップを目指す女性にとっては悪くない状況です。
ただし、育休や産休は取りづらい職場環境で、結婚や出産を機に退職する人の割合が高くなっています。(会社としては、結婚・出産後も働き続けて欲しいというのが本音であり、制度は用意されていますが、運用出来る体制にはなっていないようです。)
販売職だと、体力的に厳しくなって仕事を辞める人もいます。また、体育会系の部署も多く、気の弱い人だと意見を言えず辞めるケースもあるので、注意が必要です。
サマンサタバサの実情について、教えてくれる転職エージェント
このように、サマンサタバサは転職先として考えた時には、一概に良いとは断言出来ない会社です。良いところもありますが、実際に働くとなると、不満に感じる点も少なくはないでしょう。このあたりは、よくよく考える必要があります。
下記に、アパレル業界の実情に精通している転職エージェントをリストアップしておきますので、本当に転職すべきかどうか、迷った時には、是非相談してみてください。(サマンサタバサジャパンリミテッドへの転職支援実績も持ち合わせています。)
また、これまでの経歴や転職先に望む条件を伝えれば、転職先候補となり得る別会社を紹介してもらうことも可能なので、ゼロから転職先を探す時にも頼りになります。
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サマンサタバサの絶対的な長所としては、未経験者の採用・育成に力をいれていることです。アパレル企業は中途だと、経験豊富な実力者しか雇わないことが多いので、そういった意味では、サマンサタバサは貴重な存在です。
経験・スキルに自信が無い場合、サマンサタバサで自分を磨いて、他社からも評価されるような人材になった時点で、再転職を目指すという考え方もアリです。